第18回日本オープン観戦記

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第18回日本オープン決勝観戦記
3回戦

【担当記者:千貫陽祐】

上下の差がはっきりと分かれたポイント状況。
下位の皆川・荒木はここでポイントを伸ばせなければ実質脱落となりかねない、崖っぷちの戦いである。

3回戦(皆川-宍戸-柴田-荒木)

東2局、親の宍戸がリーチ。
同巡、崖っぷちの皆川に勝負手のテンパイが入り当然の追っかけリーチ。

これを見事に高めをツモ!しかも裏ドラ3枚!!
リーチ・ツモ・三色・ドラ4の4000・8000。
皆川はようやく報われたといった感じか。宍戸は痛恨の親っかぶり。

東4局、点棒を持った皆川の選択が興味深い。

 ドラ

この形から対面・上家とを連打されたが鳴かず。 するとあっさり自力でを引き入れる。
リードがあるからと手に蓋をせずに、高く高くという意思が伝わってくる。
その後メンホンのテンパイを入れるが、この局を制したのは宍戸。

捨て牌から山読みをし、鮮やかなツモアガリ。
親っかぶりで失った点数の回復に成功する。

南1局1本場、親の皆川が自身のトップを決定的なものとするべく二の矢を放つ。

流局間際の16巡目にツモアガリ。
ツモったが裏ドラで大きな大きな4000オールとなる。

皆川の大量リードとなった南2局。
なんとか2着を取りたい3者。
親の宍戸がリーチ。
これにトータルで競っている柴田が捌きにかかるが、テンパイ打牌にロンの声。

裏ドラが乗り、リーチ・タンヤオ・ドラ1の7700。
柴田には激痛である。

当面のライバルであった柴田からの直撃でホッとしたであろう宍戸、しかしここで事件が発生。

トップ目、皆川のツモから発せられた申告は「4000/8000は4100/8100」。
まさかのこの半荘2回目の倍満親っかぶりである。
心中穏やかにとはいかないであろう…

この後は、皆川以外の3者がアガり、デッドヒートとなるが宍戸が争いを制し2着。
荒木にとっては大変厳しい結果となってしまった。

さて、大量得点となった皆川であるが、実は7万点以上持った後の選択で驚愕の場面があったので紹介したい。

ここから2枚目のをスルー。2巡前のもスルー。
上図牌姿にツモ→打
リードをさらに広げるべく門前高打点思考である。
この打ち方はかなりの爆発力があるため今後の戦いに注目していただきたい。

三つ巴となったポイント状況。
この3人の誰かから優勝者が出るのか、荒木の逆襲が始まるのか…残りあと2半荘!


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