女流雀王戦
日本プロ麻雀協会所属の女流プロだけのリーグ戦。総勢100名前後の女流プロがリーグ登録しており、1年間8節を通して己を精査していく。
女流雀王という称号は協会の全女流プロが憧れ、目標としているタイトルの一つだ。
タイトルホルダー
逢川夢恵、これで4回目の女流雀王。それだけでなく、決定戦6年連続出場でかつ7年連続を確定させた。もちろん誰も成し得ていない記録である。
印象的だったのは、逢川の攻撃を受けて水崎が何度か見せた苦笑いである。
「そうだよね~、逢川さん、ここははずさず来るよね」――強い逢川と打てている喜び、そんなふうに受け取れる苦笑であった。
奥村は、「誰をマークするってわけじゃないんだけど、逢川さんにリードされたらもう難しくなっちゃうから、それだけは気を付けていた。だから初日はよかったんだけどねぇ」(1月7日「リモトーーク」での発言)
逢川の強さ、隙の無さはこの二人だけでなく、協会女流誰もが認めるところである。
もはや協会女流No.1であることに異論はないだろう。(第22期女流雀王決定戦観戦記より 抜粋)
タイトル戦概要
昇降級システム
A・B・Cリーグ間で昇降級を通年で行う。
女流雀王決定戦
Aリーグ終了時、上位4名が決定戦に進出。前年度女流雀王を交え5名で決定戦が行われる。
歴代タイトルホルダー
第1期 | 手塚 紗掬 |
第2期 | 奥村 知美 |
第3期 | 崎見 百合 |
第4期 | 眞崎 雪菜 |
第5期 | 眞崎 雪菜 |
第6期 | 崎見 百合 |
第7期 | 朝倉 ゆかり |
第8期 | 朝倉 ゆかり |
第9期 | 大崎 初音 |
第10期 | 大崎 初音 |
第11期 | 冨本 智美 |
第12期 | 大崎 初音 |
第13期 | 豊後 葵 |
第14期 | 佐月 麻理子 |
第15期 | 朝倉 ゆかり |
第16期 | 朝倉 ゆかり |
第17期 | 逢川 恵夢 |
第18期 | 逢川 恵夢 |
第19期 | 佐月 麻理子 |
第20期 | 逢川 恵夢 |
第21期 | 水崎ともみ |
第22期 | 逢川 恵夢 |