
オータム
チャンピオンシップ
日本プロ麻雀協会の通常の公式戦と異なる一発裏無しルールで行われるタイトル戦。より競技性の高い麻雀の技術を研鑽する場として第5期より作られた。第9回まではオータムチャレンジカップ。
タイトルホルダー

雀王、雀竜位、日本オープンを戴冠している矢島と渋川。この二人のどちらかが勝てば初の四冠と注目され、そして事実最終戦はこの二人の戦いになったが、矢島に軍配が上がった。
同時にこのルールでも強いオールラウンダーであることを証明した。
裏ドラ一発無しの大会が主流だった昭和の頃から競技麻雀を打っている筆者からすると当時のセオリーとは違っているが、それだけ戦術も先鋭化されているということだろう。
実際、矢島はよく研究していると思う。本当に強かった。(第17回オータムチャンピオンシップ決勝観戦記より 抜粋)
タイトル戦概要
大会システム
一次予選:半荘4回戦を行い、終了時のポイント上位約40%が二次予選に勝ち上がりとなる。
二次予選:一次予選勝ち上がり者にシードを加えて試合を行う。各卓2半荘のトーナメント戦を行い、卓内上位2名が本戦勝ち上がりとなる。
本戦:一次予選勝ち上がり者にシードを加えて試合を行う。各卓3半荘を行い、卓内上位2名が勝ち上がりのトーナメント戦を行う。
本戦は初戦の段階で52名で開始。そこから52名→28名→16名→8名→4名となるまで同様のトーナメントを行い、残った4名で決勝を行う。
シード権:二次予選からベスト16についてはシード者が認められている。
決勝戦
4名で半荘5回戦を行い、トータルスコアが最も高かった者が優勝となる。
歴代タイトルホルダー
第1回 | 吉田 光太 |
第2回 | 佐井 孝太郎※サイコロ太郎 |
第3回 | 吉田 基成 |
第4回 | 大浜 岳 |
第5回 | 大脇 貴久 |
第6回 | 下井 重貴 |
第7回 | 仲林 圭 |
第8回 | 菊地 俊介 |
第9回 | 綱川 隆晃 |
第10回 | 鈴木 たろう |
第11回 | 蔵 美里 |
第12回 | 綱川 隆晃 |
第13回 | 朝倉 ゆかり |
第14回 | 岩崎 啓悟 |
第15回 | 千貫 陽祐 |
第16回 | サイコロ太郎 |
第17回 | 矢島 亨 |