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【大会レポート】

(文・吉田 俊介)

今年から関西本部で新設された『NPMウェスタンカップ』
二度の予選を経て生き残った猛者とシード選手の総勢40名で本戦を行う。

筆者は運営として二度の予選に携わってきた。そして本戦は昨年度の新人王としてシード選手での参加となる。
普段から大会で顔を合わす方も多数おられたが、本戦会場で会うとやはり顔つきが険しい。
ここで簡単に本戦システムの説明をさせていただく。
本戦は3半荘を打ち、下位24名足切り。
更に1半荘を打ち、下位8名足切り。
更に1半荘打ち、決勝の4名を決める。
※ポイントは全て持ち越し。

個人的に、ポイント持ち越しは苦手分野だ。
協会ルールはトップが特に偉い。
なぜならトップ者には30pのウマと20pのオカが入るからだ。
最初の3半荘ノートップでは通過は厳しい。
目標は最初の足切りを免れる事。
せっかくシードをもらい、早起きしたんだから、少しでも長く麻雀が打ちたい。

1回戦、2回戦とも手が入って2着・1着。
ポイントも90pオーバーと、まずは第一目標ほぼ達成。
この時点で、トータル3番手。

もしかして!?ひょっとして!!?

と思っていたのも束の間、3回戦目は3着。
そんなものだろう。
今までワンデー大会で上位入賞した記憶すらないのだから。

3半荘を打ち切ってトータル順位は8位。
4回戦終了時のボーダーである。下ともそれ程差はない。
2着で微妙。

総合優勝するためには、結局の所、トップ条件といったところ。
第1回大会だし、何とか協会員が決勝に行かないとな…。
しかし、ベスト16まで残ってるの私と國見だけ…。
4回戦、その國見と同卓…。

卓内ポイントトップ者がラスで國見がトップで迎えたオーラス。
2着でもベスト8の5回戦に残れる状況。
ドラ1のテンパイをリーチ。
出和了は2着、ツモって裏1でトップ。
結果は國見を落とす、ツモって裏1のトップ。

ここまで残ったからには決勝に残りたい!
しかし、5回戦。
本日、最大の失策。
南1局
 チー チー ドラ
場にはが1枚、が2枚。が1枚ずつ捨てられていた。

としてのリャンメンテンパイ。しかし、ここは枚数も手替わりも含め打といかねばならなかった…。
嘲笑うかのような直後のツモは。12000の加点を得るはずが、収入は1500点。
何とかラス前に加点しトップ目でオーラスを迎える。
そのオーラスも、2件リーチと仕掛けに挟まれるも何とか流局。

命からがらトップを守り切り決勝卓へ!!

決勝面子は、
4回戦まで+200pと独走だった加藤さん。
その加藤さんと同卓し5回戦でトップを取った北垣さん。
そして私と同卓し、上記のハネ満親かぶりを免れた石沢さん。

決勝開始前のスコアは、
加藤さん…231.7p
北垣さん…200.4p
吉田…189.4p
石沢さん…157.3p

北垣さんはトップなら無条件で優勝。
私は、トップで加藤さんが2着の場合は、2400点差以上。
石沢さんは、トップで加藤さんが3着以下と素点。
奇しくもポイント順に加藤さん→北垣さん→吉田→石沢さんで対局がスタート。

先制は石沢さん。
1300・2600のツモ和了。
北家・石沢さん
 リーチツモ ドラ 裏ドラ
和了に繋がらなかったが、この局の加藤さんの手牌が興味深い。
東家・加藤さん 6巡目
 ツモ→打 ドラ
イーシャンテンから打でカン固定。そしてツモで789の三色へ移行。
今までの5戦の結果がフロックではないことを物語っている。

東2局1本場
親の北垣さんが安いながらも連続和了。
東家・北垣さん
 ポン チー チー ロン ドラ
 チー ツモ ドラ
続く2本場。
私が1300・2600ツモ
南家・吉田
 ツモ ドラ

東3局も私が親で7700点の加点。
更に1本場も1800+リーチ棒を加点した後の2本場。
南家の石沢さんがカンチーから入り、さらにポンして以下のテンパイ。
南家・石沢さん
 チー ポン ドラ

加藤さんも以下の手牌でリーチ。
西家・加藤さん
 ドラ

加藤さんからのリーチと石沢さんの2副露の仕掛けに挟まれるも、4枚目のを引きテンパイ。
東家・吉田
 ツモ ドラ
勘弁してくれよ…というのが正直な気持ち。
壁山に手を伸ばす時に、唯一この牌を引いたら…の牌。
読みとして、石沢さんにドラのは無く、清一色テンパイ。
加藤さんがリーチと来るからにはドラの所在が分かっての事。
問題は加藤さんの待ちが字牌かどうか。
1枚切れのはA級危険牌、は単なる暴走。
ただ私も絵が合えば18000。甘美な誘惑に引き摺られて打を選択。

この三者の勝負は、加藤さんが2200・4200の満貫ツモ。
西家・加藤さん
 リーチツモ ドラ 裏ドラ

東4局、私が3900点+リーチ棒を北垣さんに献上し迎えた南1局、石沢さんの片目が開く。
北家・石沢さん
 ツモ ポン ドラ
本手は見えていたが仕上がりの早さは想定外。
この和了で東場で行き来した点数が更地作業よろしく、平らに。

[南1局終了時点棒状況]
加藤さん…25300点
北垣さん…26800点
吉田…25700点
石沢さん…22200点

南2局、私が3900点和了後迎えた親番、安めながら嬉しい2600オール。
東家・吉田
 リーチツモ ドラ 裏ドラ
安めで裏ドラが乗らないのは、私の基本スペックの低さか。

オーラスはこの日、一番突っ込まれた局面。
1本場で役有りピンフを放棄してノベタン3面張リーチ。
北家・吉田
 ツモ→打リーチ ドラ
当然のように親の石沢さんからのお仕置きリーチが入る。
しかし、石沢さんのツモ和了で胸を撫で下ろした。

続く2本場は、全員ノーテンで終局…。

東場でリードして、吐き出して。。。
ラス前に突き抜けて直線はバタバタ。。。

「薄氷の勝利」

 

『第1回NPMウェスタン・カップ』
決勝は対局を終えた一般参加者の多くが観戦に残ってくれた。
老若男女、様々な参加者の方々が楽しんで、ガチンコ勝負に興じてくれていた。
運営サイドとしては嬉しい限り。
第1回の優勝者として、これからも恥ずかしくない麻雀を打ち続けたい。

 

(追記・一北 寛人)

予選から決勝まですべて地方で行う地方発のタイトル戦を設立したい。
関西本部設立時からの目標であった。
その念願は7年越しで叶った。
小さいながらも着実に歩を進めてきたことの証明だろうか。
これからも関西本部は様々な事柄にチャレンジし、地方の麻雀界の活性化に貢献していきたいと思う。

 

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