雀竜位戦

雀竜位戦

日本プロ麻雀協会の代表するタイトルの一つ。雀王戦とは異なり、1年で一番下の階級から一番上の階級まで昇級することができる。その中でも昇降級はあるが、新人プロでも1年でBIGタイトルを獲得できる可能性があり、非常に夢のあるタイトル戦である。しかし上に上がるほどメンバーも過酷となるため簡単には勝ち上がることはできない。

タイトルホルダー

1打っている間は無表情の安藤だが、終わった瞬間は苦笑いのようだった。優勝したけれど自分でケリをつけたわけでないし、大喜びが憚られると感じたのかもしれない。

2年前は完璧といっていい内容で圧勝。連覇が期待された昨年は一転、絶不調で屈辱の途中敗退となった。そして今回は、終わってみればトップは出だしの3連勝のみという省エネ優勝。この辛勝はもうひとつの勝ちパターンとして幅を広げてくれると思う。今度こそ連覇に期待したい。(第23期雀竜位決定戦観戦記より 抜粋)

タイトル戦概要

昇降級システム

雀王戦が毎期各リーグで昇降級を争うのに対して、雀竜位戦は1期で雀竜位決定戦まで完結する短期のリーグ戦。形式は原則雀王戦に準ずる。
規定半荘数の中で総合ポイントを競い、上位入賞できれば自身のランキングが上がる。G級予選から始まり、G級→F級→E級→D級→C級→B級→A級と順番に1年かけて競われる。最終的に昇降級が決まった位置から来年も出場する事ができる。入会初年度から決勝まで進めるシステムのため、多くの若手スターが生まれたタイトル戦でもある。

雀竜位決定戦

A級終了時、上位4名が決定戦に進出。前年度雀竜位を交え5名で決定戦が行われる。

歴代タイトルホルダー

               
第1期鍛冶田 良一
第2期鍛冶田 良一
第3期小倉 孝
第4期小倉 孝
第5期石野 豊
第6期吉田 基成
第7期福田 聡
第8期伊達 直樹
第9期内海 元
第10期仲林 圭
第11期渋川 難波
第12期斎藤 俊
第13期武中 進
第14期吉田 基成
第15期江崎 文郎
第16期江崎 文郎
第17期矢島 亨
第18期大浜 岳
第19期富永 修
第20期吉田 知弘
第21期安藤 弘樹
第22期真田 槐
第23期安藤 弘樹
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