
≪大会レポート≫
あけましておめでとうございます。新年明けての一発目の大会が1月9日に開催されました。
ちなみに今年の干支は酉ですね。酉年にちなんで今年は色んな事にトリ組んでいきます!
トリあえず抱負を語りました。
・・・・・・。
今年もよろしくお願いします。
それではWCSシリーズの決勝戦の様子をお伝えしていこうと思います。
準決勝が終わってのポイントは、
最吉+162.8
西尾+108.8
金原+97.9
水谷+71.7
と最吉をみんなが追う形の決勝になりました。
東家・最吉、南家・金原さん、西家・水谷さん、北家・西尾さんの席順でスタート。
東1局、南家・金原さんが先制のメンタンピンツモ1300・2600のツモアガリ。
東2局。
西家・西尾さん
            
の高め満貫の勝負手でリーチ。
親・金原さんも を仕掛けアガリに向かうも水谷のダマテンに最吉が河底で刺さり痛恨の8000放銃。
東3局、西尾さんがピンズ・マンズと切っていき、周りもこれに合わせる形となり全体的にソーズが高い場となった。
全員が中々テンパイに辿りつかずこのままで終わるかと思われたが、親・水谷が残り3巡で
            ドラ
の3面張リーチ。
2巡目に を切っているためフリテンリーチになっているが、 - のタンヤオか でも即か裏で6000オールの大物手。
しかし、ここは流局。
続いて2本場。
親・水谷 6巡目
            
のリーチ。
これに西尾さんが放銃し雀頭の が裏ドラとなり思いがけない高打点12300のアガリとなった。
勢いがついた水谷がドラ 単騎のチートイツで突き放しに行くも、
西尾さんが とカン を赤入りで仕掛けており雀頭がドラの の満貫をツモり2200・4200。
東4局、先制リーチした最吉がリーチ・ツモ・ドラ1300・2600のツモアガリ。
南1局
親・最吉
             ドラ
と好配牌
しかし、関連牌は引くものの有効牌が中々引けない所に西尾さんから、
            ドラ
のリーチ。
親の最吉も引く状況では無い為押すものの全然手が進まない。
そんな中、中張牌ばかり切っていた金原さんから力強いツモの声が響いた。
「ツモ 8000・16000!」
国士無双 待ちである。
これで金原に軍配が上がったと観戦者は思ったのではないだろうか。
だが、ここから西尾さんの逆襲が始まる。
南2局
西尾さん
            ドラ カンドラ
のリーチで ツモで3000・6000。
続く南3局。
またしても西尾さんがリーチ・一盃口・赤5200を水谷からロンアガリ。
オーラスを迎え点棒状況は以下の通り。
最吉▲2600・金原さん52700・水谷25300・西尾さん24600
西尾さんが優勝条するには金原さんとの28100差を詰める事が必要となる。
南4局。
親・西尾さんがリーチかけるもアガれず一人テンパイ流局。
1本場は西尾さん、金原さんの二人テンパイで流局。
2本場は西尾さんがカン 待ちでリーチにいくも流局し一人テンパイ流局。
そして3本場。
西尾さん
            
でリーチ。
すると金原さんから が出て12000は12900のアガリ。
点差が5700点となった為、次局は伏せれば西尾さんが優勝となる。
4本場
金原さん
            ドラ
と逆転が狙える配牌。
これを、
            ドラ
に仕上げ安めの がどこから出ても優勝できるようにする為にリーチを選択するも流局となり西尾さんの優勝が決定した。
西尾さん優勝おめでとうございます!!
次の関西グランドチャンピオンではリベンジさせてもらいますよ!
今年酉年も相まってか、決勝を振り返ると がキー牌になっていたような印象でした。
決勝では全く活躍できなかった私、最吉南斗ですが、次の関西グランドチャンピオン大会ではトップをトリにいきたいです。
(文・最吉 南斗)
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