第2期関西雀王決定戦観戦記 最終日(15回戦)

第2期関西雀王決定戦観戦記
最終日 15回戦

【担当記者:新田友一】

15回戦(中本-角谷-後藤-御崎)

念のため優勝条件を確認しておくと、最も近い角谷の172000点差。いくら大逆転がよく起きている日本プロ麻雀協会の決定戦とはいえ、こんな条件はさすがに満たされることはなかった。

13回戦終盤からは角谷とのマッチレースのような展開となった。
角谷は特にこういった展開の経験も豊富で、逆転で雀王に輝いた実績がある。御崎が優位に立った後も意図を持った展開を作ってくるので非常にやりづらい相手だったと御崎も語っていた。

ここまでドキドキできる展開を魅せた4人全員に拍手を送りたい。

優勝 御崎千結
16期前期入会
負けず嫌いで勝ち気な性格、強くて可愛くて面白い女流プロ雀士。
16期後期雀王戦D1リーグで首位昇級を果たすと、3期連続の首位昇級。
主戦場を関東に移した今期B2リーグでも昇級を決めB1へ。
女流プロでは佐月と並んで最上位のリーグ。

第9回女流スプリント優勝
第1期関西雀王決定戦2位


第2期関西雀王決定戦優勝

華々しい戦績で上京してゆく御崎の未来に心が踊る。
優勝おめでとう!!