第20期雀王決定戦観戦記 3日目(14回戦)
![日本プロ麻雀協会 第20期雀王決定戦観戦記 3日目](https://npm2001.com/wp-content/uploads/bnr_janou-20-03-4-1.jpg)
第20期雀王決定戦観戦記
3日目 14回戦
【担当記者:千貫陽祐】
東1局1本場 供託2
仲林のリーチ一発目にイーシャンテンから勝負したが捕まる。
![](https://npm2001.com/wp-content/uploads/2021/11/S__284975106-2-1024x576.jpg)
メンタンピン一発ドラ裏の12000は12300の放銃。後がなくなってきた小川にとっては痛恨の放銃。
そんな小川に不幸な出来事が続く。
東3局2本場 供託2
親は小川、またも流局を挟み供託が貯まっている。
役牌をポンしている小川に対して、またもや仲林のリーチが入る。
![](https://npm2001.com/wp-content/uploads/2021/11/S__284975108-2-1024x576.jpg)
ドラが溢れてしまうが、待ちは十分な形であるため勝負!
![](https://npm2001.com/wp-content/uploads/2021/11/S__284975109-2-1024x576.jpg)
これがまたもや放銃…メンピン一発ドラドラ裏の12000は12600。
苦しい小川に対し、2度の大きなアガリをものにした仲林は5万点を越えて優勢な立場となる。
![](https://npm2001.com/wp-content/uploads/2021/11/S__285687817-1024x576.jpg)
前局で箱割れしてしまった小川がダブリー!
つ、ついに小川に光が!…と思いきやリーチの時点で既にアガリ牌のは純カラ。 仲林が一歩ずつ歩み寄り、
ドラ3のテンパイを入れる。
またか…と思ったのも束の間。
![](https://npm2001.com/wp-content/uploads/2021/11/S__285687819-1024x576.jpg)
親の渋川がしっかり押し切り、タンヤオの1500をアガリきる。トータルトップだが手を緩めない。
そんな渋川に試練の時間がくる。
![](https://npm2001.com/wp-content/uploads/2021/11/S__285687820-1024x576.jpg)
東家の小川からリーチ。
北家矢島がソーズの仕掛けで押している。
安全牌に窮した渋川の選択は…
![](https://npm2001.com/wp-content/uploads/2021/11/S__285687821.jpg)
。ソウズが打ち切れなかったか。
これが小川のアガリとなり復活の12000。
この放銃で渋川を4着にするという目標が3者共通の目標となったか。
渋川もそうはさせじと南3局にアガリを決めて、オーラスを迎える。
小川がラス抜けを目論むホンイツの仕掛けを開始。
![](https://npm2001.com/wp-content/uploads/2021/11/S__285687822-1024x577.jpg)
しかも上家はトップ目の仲林。かなりのアシストが期待できる。
![](https://npm2001.com/wp-content/uploads/2021/11/S__285687823-1024x576.jpg)
が、ここは自身に手が入っていた仲林がタンヤオドラドラの3900を山越しすることもなくアガり終了。
渋川が連荘して2着へと浮上する最悪の事態を回避したか。
3着でおわったものの、これで14戦ラスなしという驚異の成績の渋川。
しかし、一歩一歩迫ってくる仲林。
小川・矢島の反撃はあるのか?
残りはあと6戦、この後も目が離せない戦いとなるであろう。
![](https://npm2001.com/wp-content/uploads/2021/11/score14-1-1024x574.jpg)