第16回オータムチャンピオンシップ観戦記(4回戦)
第16回オータムチャンピオンシップ
決勝観戦記 4回戦
【担当記者:千貫陽祐】
4回戦(江崎-のへ-富永-サイ)
※観戦記では「ノヘ」表記
サイの3連勝で迎えた4回戦。3者にとっては崖っぷちである。
最終戦に現実的な条件で優勝を目指すには自らのトップは勿論、サイを大きく沈めなければいけない。
それに対しサイは、連対できればほぼ優勝というマジック1の状態である。
東2局1本場、親のサイに好形と打点が望める手牌がくる。
一発で勝負が決まる可能性もある。しかし、ノヘと江崎がサイの連荘を防ぐべく仕掛けてアガり切る。
東3局、親の江崎にドラがトイツのチャンス手が入る。
これを丁寧に仕上げて發ドラドラの7700のテンパイ。
もう後がない富永もメンタンピンのリーチで参戦する。
この局を制したのは…
なんとサイ!
ポイントのリードを活かし場を上手く進めていき、他者の追撃を許さない。
南場へ入り、ようやくサイからの直撃が出るも…
リーチのみの1300。ここから少しでも3者でサイを落としたいところだが。
サイの軽快な打ち回しで場を進め、2着ではあるがあっさりとゲームを終わらせることに成功。
最終戦はサイのウイニングロードとなるのか。はたまた伝説の逆転劇が起こるのか…結末はいかに!?