第14回関西女流スプリント決勝観戦記(2回戦)
【担当記者:田村翔梧】
志麻→楓愛→小松→那波
東1局
小松が13巡目にリリースしたドラをポンして楓愛が
ドラ
の聴牌。
一方小松は
ドラ
リーチ。
がリーチの時点で全て志麻、那波の手牌に存在し、四暗刻の可能性は0。
そのまま山1だったを小松が掴み押し切った楓愛に8000。
先行されたくない相手に満貫振込スタートの小松は苦しくなる。
東2局
志麻が7巡目に聴牌。
ドラ
から聴牌取らずの打。→次巡に
ツモ。フリテンリーチもあったがここでさらに取らずの
その間に親の楓愛がドラの単騎七対子リーチ。
志麻もすぐに
ドラ
となり、満足とまでは行かないが追いかけ。
志麻がやや有利だったが流局間際にドラを掴んで楓愛に12000放銃。
1本場またも聴牌一番乗りは志麻。
ドラ
マンズの上が悪くないのでリーチかな?と思ったがここも取らず。
志麻は愚形やフリテンを相当嫌う傾向にある。
そしてここでも結果かもしれないが一発目のツモは。
この局は志麻の1人聴牌。
南1局またも志麻が一番乗り。
ドラ
が場に1枚。 色々選択肢があるが志麻は
切りリーチ。
あっさりツモで2000-4000。
南2局時点で
志麻29800
楓愛33600
小松10900
那波25700
もちろん自分自身がトップを取りたいが楓愛のトップだけは避けたい所。
そしてそのまま南3局。
楓愛が先制リーチ
ドラ
那波が同巡追いつくもあっさり一発ツモの2000-4000。
オーラス
志麻28200
楓愛42500
小松6200
那波23100(親)
一回戦ラスの小松、トップの楓愛。ここでも同じ並びに。
ラス親の那波がいい手順で
先制リーチ。
ドラ
河に→
(宣言牌)と並んでいて捨て牌もいい。
が、ソーズの清一色の小松に阻まれつつの楓愛と2人聴牌で流局。
1本場は小松のリーチに聴牌から那波が飛び込んで2600は2900。
2回戦終了時(内はトータル)
楓愛+64.0(+141.6)
志麻+6.7(-15.4)
那波-0.1(-19.4)
小松-57.3(-108.4)
楓愛、連勝で圧倒的有利・・だがこの後起きることを今は誰も知る由もなかった。
