第11回チャンピオンロード ~雀竜位シリーズ~
スコア一覧 | チャンピオンロード雀竜位シリーズ
【優勝】井上 剛一 【2位】鹿 健太郎 【3位】木戸 憲幸さん 【4位】高橋 智也さん
決勝レポート
【担当記者:田なべもえ】
チャンピオンロード4回連続決勝進出がかかった今大会、惜しくも5位で敗退しました、どうも田なべです。
久々に観戦記担当します。最近書いてもらってばかりだったのでたまにはこっち側も!
座順は東家から
井上剛一:200.1pt
木戸憲幸さん:172.4pt
鹿健太郎:211.9pt
高橋智也さん:184.4pt
6回戦までのポイント差がほぼなく、1位と4位でも39.5pt差。
つまり決勝でトップを取った人が優勝。わかりやすい!
東1局
親番の井上がを早々にポン、急所のチーして、
チー ポン ドラ
嵌待ちではあるが中ホンイツ、テンパネの7700聴牌。
そこに6巡目、高橋さんから立直。
ドラ
高橋さんは–待ちで、暗刻の井上も負けがない状態に。
東1局はこのまま2人聴牌の流局スタートとなった。
東1局3本場
本場を積んだ親の井上が6巡目にドラのを切ると、北家の高橋さんがポン。
さらに8巡目にの加槓をし新ドラは。
加カン ドラ
–の跳満聴牌だ。
これは絶対に和了りたいが…
「ツモ」
ツモの発声をしたのは井上だ。
ツモ ドラ
ツモドラ1 1000オールは1300オールで高橋さんの跳満をサクッとかわした。
その後も井上は順調に加点をしていき、南1局。
持ち点は以下のとおり
井上:44000
木戸さん:14900
鹿:24600
高橋さん:16500
このまま井上の親番を長引かせたくないところで鹿が5巡目立直。
ドラ
高橋さんも鹿の宣言牌だったを含みでチー。さらに木戸さんも9巡目に追いつき立直を打つ!が、宣言牌が鹿への3900放銃となってしまった。
しかし木戸さんも負けていられない。
南2局の親番。
0本場聴牌、1本場聴牌、2本場5800は6400出和了と粘る。
南2局3本場
木戸さんは1巡目からを仕掛けていき、なんとしても親番続行させたい気持ちが見えた。
ポン ポン ドラ
11巡目に高橋さんからが放たれ、2900は3800と4本場まで積むことに成功した。
南2局4本場 ドラ
トップ目ということもあり、ここまでとても丁寧な麻雀を打っていた井上から先制立直がくる。
ドラ
しかし周りも負けていられない。12巡目に高橋さんが追っかけ立直。
ドラ
2軒立直を受ける前から仕掛けていた鹿が手詰まってしまい、選択されたのは「」だった。
裏ドラで井上が5200は6400の和了。
南4局 ドラ
チャンピオンロード決勝は90分打ち切りのルールなのだが、オーラス前の条件確認時に残り1分半となっていた。この0本場が泣いても笑っても最終局となるのは全員がわかっている。
井上:45100
木戸さん:27500
鹿:17700
高橋さん:9700
井上以外の3名はこの1局で井上を捲る打点を作らなければならないのだが、6巡目の井上の手牌。
ドラ
誰よりも早い聴牌を入れる!
8巡目にを引き、
ドラ
役あり聴牌に変化し、がむしゃらに向かうしかない3名は誰も止められないだろう。
そして11巡目に木戸さんからが切られ、井上が2600の和了。
悲願の初優勝となった!
今年度のチャンピオンロードは残り1回。
もちろん私田なべも参戦します。
次回は2023年1月22日(日)です!
みなさまのご参加、お待ちしてます!