
新人王
日本プロ麻雀協会所属5年以内、A1リーグ未経験者・同タイトル未獲得者を対象とした、新人プロの登竜門。毎年5月の連休時に開催される。 予選はポイント上位者が通過の通常予選となるが、本選はトーナメント形式となっている。如何にトーナメント戦略ができるかも通過のポイントとなり、新人プロが経験を積む場でもある。
タイトルホルダー

リード者がラス親の協会規定でラス親だった貞徳はオーラスを流局させ、この半荘は3着で終了。トータルポイントは、3回戦までの怒涛の進撃からすると、かなり追い詰められた印象を受けるが、立派な逃げ切りでの優勝、そして第24期新人王である。
終わったときに私が佐治に話しかけた貞徳の感想は、「図々しいなぁ」である。彼のキャリアでこれほど主張のはっきりした麻雀が打てることを、こう表現したのであり、もちろん褒め言葉だ。精神的にも図太いのだろう。佐治も同様の感想だった。
貞徳は大学在学中の21歳。これは協会新人王の最年少記録である。将来がじつに楽しみだ。(第24期新人王戦決勝観戦記より 抜粋)
タイトル戦概要
大会システム
予選(大会形式)→本選(トーナメント形式)→準決勝→決勝
新人王決定戦
上位4名が決勝進出。5半荘の1日で優勝者を決定する。
歴代タイトルホルダー
第1期 | 宇野 達矢 |
第2期 | 阿賀 寿直 |
第3期 | 渡辺 順洋 |
第4期 | 伊達 直樹 |
第5期 | 宮崎 信一 |
第6期 | 小倉 孝 |
第7期 | 朝倉 ゆかり |
第8期 | 濱 博彰 |
第9期 | 吉田 俊介 |
第10期 | 逢川 恵夢 |
第11期 | 小川 裕之 |
第12期 | 黄河 のん |
第13期 | 田村 翔梧 |
第14期 | 谷口 浩平 |
第15期 | 高津 圭佑 |
第16期 | 中月 裕子 |
第17期 | 佐治 敏哲 |
第18期 | ヨンス |
第19期 | 濱田 翔 |
第20期 | りんのなお |
第21期 | 夏目ひかり |
第22期 | 晃平 |
第23期 | 當眞 脩平 |
第24期 | 貞徳 祐伸 |