順位 |
名前 |
ポイント |
1日目 |
2日目 |
11回戦 |
12回戦 |
13回戦 |
14回戦 |
15回戦 |
1 |
鈴木 たろう |
154.9 |
-29.3 |
154.9 |
8.9 |
49.0 |
7.1 |
-58.5 |
22.8 |
2 |
伊達 直樹 |
63.7 |
-41.3 |
49.2 |
-20.3 |
-16.2 |
56.8 |
-33.0 |
68.5 |
3 |
鈴木 達也 |
-97.6 |
28.3 |
-129.5 |
53.4 |
-39.2 |
-48.2 |
68.2 |
-30.6 |
4 |
鍛冶田 良一 |
-121.0 |
42.3 |
-74.6 |
-42.0 |
6.4 |
-15.7 |
23.3 |
-60.7 |
【3日目観戦記】 | 1日目観戦記 | 2日目観戦記 | 最終日観戦記 |
〔3日目・11回戦・たろう−達也−伊達−鍛冶田〕
暫定首位のたろうと4位の達也では約220P離れている。
残り10半荘、トップラスで最低80P縮まる協会ルールであればまだまだ現実的なポイント差であるが、
この半荘の結果次第では300P離れてしまう可能性も秘めている。達也にとっては早くも正念場の半荘であろう3日目の1回戦が始まる。
東1局
北家の鍛冶田が6巡目にイーシャンテン。
            ドラ
巡目や 引きからの高打点変化、また単純なリーチ時の打点向上率なども加味して早い巡目に出る1枚目の役牌は鳴かないと思われたが、
西家の伊達の切った1枚目の をポンしてテンパイを取る。
当面のターゲットである親のたろうがすでにターツ落としを含んでおり、かなり早そうに感じた故であろうが少し意外に思えた。
直後にたろうが、「入ってましたよ」と言わんばかりに をツモ切り。
多少のショックはあったかも知れないが、これはすぐに伊達から が出て当初の目標を果たす。
『破壊王』
鍛冶田のキャッチフレーズであり、その所以は見た目もさる事ながら一撃で局面を破壊するその打点力であることは想像に難くない。
東4局
東1局こそ親のたろうに対応せざるを得なかったが、真骨頂はこの局のような手順だ。
         ポン  ドラ
ここに切られる をスルー、そして をチー、さらに をポンし、あっという間に満貫の完成である。
これに応戦したのは達也。カン のタンヤオ・ドラ2テンパイから鍛冶田の切ったドラの をポンし タンキに受ける。
      ポン  チー  ドラ
そして、ここからが本当の勝負であった。
達也が 切りを選択した直後に鍛冶田が を引く。
鍛冶田はポンからの最終手出しが となっており、待ちが 単騎である事が読まれ易いため脇からの出アガリに期待が持てない。
ここは5800、ツモれば2600オールで良しとする局面と思えたがツモ切りを選択。
すぐに達也が をツモ切り、お互いに痛恨の一撃。
さらに鍛冶田、次巡持ってくるションパイの で流石に待ち変えをするかと思われたがこれもツモ切り。
これを見た達也、持ってくる で待ち頃の - に変えたいところだが、
前述の事柄からタンキなら待ち変えをするだろう鍛冶田の のツモ切り。このことからカン を否定出来ずに タンキを続行。
しかしすぐに をツモり再びのアガリ逃し。これは流局どころか放銃まであるのではないかと勘ぐっていたところに
鍛冶田が達也の当たり牌である ツモ。ここは止め切れずに8000の放銃となったが鍛冶田の強い意志が垣間見えた1局であった。
南1局
ここまで大人しかったたろうだが、親番を迎えついにその牙を剥く。
            ドラ
これがなんと6巡目である。これに捕まったのが現状トップ目だった達也。
一発で で放銃、しかし裏ドラは乗らずの5800。
たろうへの放銃は手痛いが、山に4枚残っていた - を引かれての6000オールに比べれば良い放銃とも思える程である。
この放銃で一旦はたろうにトップを捲られた達也だったが、ラス前に鍛冶田から8000をアガりトップ目に立つと、
オーラスも自力でアガりきりそのまま逃げ切る。
たろうには安定した立ち回りで危なげなく2着をキープされたものの、一つ目の正念場は乗り切った。
達也+53.4
たろう+8.9
伊達△20.3
鍛冶田△42.0
トータル たろう+134.5 伊達△12.4 達也△47.8 鍛冶田△74.3
〔12回戦・たろう−鍛冶田−伊達−達也〕
11回戦では比較的傍観する局面が多かった伊達、自分が一番たろうに近い位置にいることを証明するかの如く東1局から伊達イズムを見せつける。
            ツモ ドラ
ここからリーチのみのテンパイを拒否する打 、さらに を引くもノータイムでツモ切りピンフのみのテンパイも拒否。
そしてすぐに を引くと狙い通りのカン 待ちのイッツーテンパイ。
この罠には誰も引っかかることはなかったが、自力でツモり2000・4000。
この親かぶりからジリジリと点棒を削られていくたろう、南3局にはトップ争いをする3人に対し1人置いてかれる展開となる。
[南3局持ち点]
東家 伊達:27900点
南家 達也:26900点
西家 たろう:16700点
北家 鍛冶田:28500点
親の伊達を含む3人テンパイで1人ノーテンの達也とは6200点差となった、たろうの配牌は決して良いとはいえないものだったが…。
            ドラ
この手に を引いたところに が切られポン、遠くて高い得意の仕掛けを開始する。
を重ね、 もチーすることができ狙い通りのイーシャンテンに。
      チー  ポン  ドラ
しかし安息も束の間、この仕掛けに対して親の伊達からドラの 切りのリーチが入る。
            ドラ
たろうもアガればラスから一気にトップ争いに加われる勝負、簡単に引くわけにはいかない。
無スジの をノータイムでツモ切ると、次巡のツモ でカン テンパイ。
山には残り1枚、しかし伊達の待ちは山に3枚。
「流石に伊達の勝ちだ」
観ていた誰もが思ったことだろう・・・鈴木たろう本人以外は。
3枚目の無スジを切り飛ばしたたろうに訪れたのは4枚目の無スジ、そしてそれは唯一のアガリ牌でもあった。
      ツモ チー  ポン  ドラ
3人の顔色を変えるには充分のアガリである。
そしてこのアガリは、次局3人に訪れる絶望への序章であった。
南4局
オーラス、たろうはまだ3着目とはいえトップの鍛冶田と3400点差。
5巡目にして条件を満たす手格好となっていた。
            ドラ
しかしこの手の生命線とも言える は親の達也と持ち持ち、しかも達也は が鳴けなくとも良い十分な形が残っている。
            ドラ
多くの中張牌で構成されておりいくらでも変化の効く形。
そう、変化が効き過ぎる手牌であった。
ここにツモ で自然と が押し出される。
たろうは当然のポン、すぐに を引き入れペン の3900をテンパイ。
しかしこれに待ったをかけたのはまたも伊達。
            ドラ
を手牌の一番右端に置き、今にもカン のリーチを打って絶望の淵に追いやられる寸前のところから
ツモ で打 と踏みとどまり、すぐに を引いてリーチを敢行。
ツモは無条件でトップ、たろうからの出アガリは一発か裏1枚が必要だがそれがなくともたろうにラスを押し付けられる。
先ほどは3対1の勝負を引き負けた伊達、今回は4対1と更に分の良い勝負であり、是が非でも勝ちたいめくり合いであった。
と、敢えて「あった」と記述しているのは、それほど一瞬で勝負が着いたからである。
         ツモ ポン  ドラ
伊達からすると、「どっから拾ってきたんだよ!」と言わしめた、強欲なるツモ。
人の心が折れた時に音が鳴るとするならば、この対局会場で聞くことが出来たかも知れない。
たろう+49.0
鍛冶田+6.4
伊達△16.2
達也△39.2
トータル たろう+183.5 伊達△28.6 鍛冶田△67.9 達也△87.0
〔13回戦・鍛冶田−達也−たろう−伊達〕
11、12回戦と存分にらしさを見せている伊達だが、結果は連続で3着を引かされている。
かなり展開に恵まれていないのが傍目にわかるほどだが、この半荘でまとめて鬱憤を晴らす。
東2局にメンタンピンドラ1をリーチするとツモ、そして裏1の3000・6000。
東4局の親でもまったく同じパターンで今度は6000オールと順調に加点し頭一つ抜け出す。
結果から言えば、そのリードを辛くも守りきりトップで終える。
しかし、この半荘の主役は誰かと聞かれれば、それは紛れもなく現雀王・鈴木たろうであった。
[南4局持ち点]
東家 伊達:36800点
南家 鍛冶田:33300点
西家 達也:11800点
北家 たろう:18100点
このオーラスの焦点は、大きく分けて「鍛冶田が伊達を捲れるか?」「達也がたろうを捲れるか?」の2つ。
3着はキープしたいたろうが3巡目にして早そうな形。
            ドラ
そしてすぐに鍛冶田から切られる 。
雀頭こそ無くなるが役が確定し仕掛けていけるイーシャンテンに受けれるので当然ポンするかと思われたが、これをスルー。
そして次巡持ってきた を手に留め、打 とする。ここでたろうの思考に追いつくことが出来た。
「この男は着順アップを狙っている」
協会ルールの一番の特徴は、間違いなくオカがあることによる「トップの偉さ」だ。
そしてたろうはそのトップ取りにおいて、他の追随を許さない高い技術と意識を持っている。
そのたろうとはいえ跳満をツモってもトップになれないこの状況、かつ現状のトータルポイントを含めて無理な手組みをしてくるとは考えにくい。
だが、より深く、半ば強引に考えてみると、このポイント差はある副産物を生む可能性が高い。
尚且つそれによって得られるリターンが大きく、リスクを負いづらい局面でもある。
そう、このオーラスはとても「リーチ」がかかりやすい点差なのだ。
鍛冶田がテンパイした場合、打点が3900以上ある時はまずリーチはしてこないが、逆に言えばそれ以外のテンパイはリーチが必須である。
つまり、鍛冶田がリーチをする場合はドラドラ以上や不確定の手役が絡まない限り、
「現状2600以下の打点に+1ハン」を付けにきた可能性が高い。
達也とは6300点差なので、この手に放銃しても「一発」や「裏ドラ」の偶然役が絡まなければ捲られない。
しかも鍛冶田がリーチをした場合は、ハネ満ツモでのトップ以外にも鍛冶田からの満貫直撃で2着になることができる。
自身がリーチ棒を出してから鍛冶田に放銃しても5200以下ならラス落ちはしない。
この場でその状況をすべて踏まえ、実行に移せる「人」がいるだろうか?
いるとすればそれはもう「神」と呼ぶにふさわしい存在であろう。
『ゼウスの選択』
神が導かんとする結末への歯車が動き出した。
鍛冶田が6巡目にテンパイ。
            ツモ ドラ
ダマテンにした場合、ツモなら捲れるがそれ以外は足りない。
他家の河にマンズが安いこともあり、ここは 待ちでリーチと勝負に出る。
「リーチ」、それは一つ目の歯車が噛み合う音であった。
同巡、たろうのツモはドラの とまた一つ歯車が噛み合う。
そして10巡目、神のみが辿り着けるテンパイへと漕ぎ着ける。
            ツモ ドラ
ここで今日一番の長考に入るが、 を切ってリーチと行く。
その3巡後、当然かの如く鍛冶田の河に が置かれる。
「絵があった」という言葉がこんなにもしっくりくる局面はそうそう見られないだろう。
伊達+56.8
たろう+7.1
鍛冶田△15.7
達也△48.2
トータル たろう+190.6 伊達+28.2 鍛冶田△83.6 達也△135.2
〔14回戦・鍛冶田−達也−たろう−伊達〕
その右腕から繰り出される凶悪な一太刀により、たろうの後塵を拝する3者だったが、ついに一矢を報いる時がくる。
鍛冶田が東場の親で連荘をし頭一つ抜け出すと、達也も迎えた親番での6000オール一撃で一気に並ぶ。
南場のたろうの親でも鍛冶田が2000・4000で親かぶりをさせるとついに持ち点が5000点を切る。
このアガリでトップを手中に収めたかに思えた鍛冶田、しかしこの卓に居る鈴木は一人ではなかった。
『雀界のファンタジスタ』
独創的なアガリで見る者すべてを魅了してならない、ミスターマイノリティ。
しかしこの数年間、その唯一無二の独創性に加え協会最強の称号までもたろうに主役の座を奪われている。
それは周りの声が聞こえるまでもなく、本人が一番意識していることだろう。
南2局
            ツモ ドラ
その達也、ここから切り出した牌はなんと 。
456の三色は見切り、辛うじてメンツ手を意識しつつもチートイツをメインに見るドラ表示牌の 切り。
賛否はともかく、この手から を切れる打ち手は他にいるのだろうか?
結果はすぐに を引いたこともあり自然なメンツ手に移行、たろうの先制リーチにぶつけ見事競り勝つ。
            ロン ドラ 裏ドラ
最初の選択で 切りさえ選ばなければほぼアガリは約束されていた手のようだが、
この手順を見たときにやっと本当の達也をこの決定戦で見れるような気がした。
次局鍛冶田の親で2000・4000をツモリトップ目に立つと、オーラスはこのままの並びで終わらせたい伊達が速攻。
先程までの苦戦が嘘かのように、5巡でこの半荘を締めくくった。
達也+68.2
鍛冶田+23.3
伊達△33.0
たろう△58.5
トータル たろう+132.1 伊達△4.8 鍛冶田△60.3 達也△67.0
〔15回戦・鍛冶田−伊達−たろう−達也〕
全体的にポイント差は縮まってはいるものの11回戦終了時とそれほど大きな変動がなく、まだまだたろうの牙城は揺るがない。
このままでは終われない3日目、最もたろうとポイントが近い男がついに標準を定める。
『卓上のスナイパー』
「雀王」と双璧をなす協会2大タイトルの1つ「雀竜位」を過去に獲得しており、参加資格に縛りのある期間限定のレアタイトル「新人王」
さらに一発裏無しの公式戦「オータムCC」も戴冠経験があり、この雀王さえ取れば協会タイトルグランドスラムを達成する。
しかも今年は20年来の付き合いの鈴木達也と同じ決勝の舞台である。
誰もが勝ちたいと思っているに決まっている・・・それでもこの決勝、この男の内に秘める想いは一際感じざるを得ない。
14回戦同様静かな立ち上がりを見せる中、ついに銃口がターゲットに向けられる。
東2局1本場
この局は達也がらしくない仕掛けを披露していた。
            ドラ
ここから国士狙いの捨て牌になっている上家のたろうから2枚目の が切られるとこれをチー。 もポンし苦しいながらもイーシャンテンに。
も2枚目を仕掛けており、いざとなったら で3巡は凌げそうとはいえ、
ドラもなく残っている形も優秀とは言えないこの手牌から仕掛ける達也はあまり見たことがない。
そして、こういう鳴きをしたときの達也は悪い結果を招くイメージがある・・・。
12巡目、親の伊達からリーチが入るがこの時点でまだイーシャンテンの達也は当然オリを選択する。
      ツモ ポン  チー  ドラ
現物はないのでタンキ以外には当たらない の選択も必然である。
しかし、開かれた手牌もまた「悪いイメージ」を具現化するに相応しい必然でもあった。
            ロン ドラ
裏ドラこそ乗らなかったものの一発での9600。
自身の代名詞とも言えるチートイツへの放銃、しかも打った形が形だけに点棒以上にダメージが大きく感じられた。
東2局2本場
この局の伊達もスナイパーの二つ名にふさわしく、綿密な押し引きを見せる。
            ツモ ドラ
5巡目にこのテンパイになると、直前に2枚目の が切られたこともあり打 でイーシャンテンに戻す。
すぐに をツモり、カンチャン・シャンポンの待ちは共に場に見えていないので流石にリーチに行くかと思われたが、なんとこれをダマに構える。
この時、鍛冶田が をポンしていたのだがそれほど濃い捨て牌にはなっていない。
しかし実際の鍛冶田の手牌は想像以上の仕上がりを見せていた。
         ポン  ドラ
伊達のテンパイと同巡にイーシャンテンのたろうから を切られポン。
ドラドラになった達也から も鳴け、高め大三元、安めでも倍マンのテンパイ。
   チー  ポン  ポン  ドラ
その瞬間に を掴んだのはなんと伊達だった。リーチをしていたら が切られたかは分からないが、 はかなりの確率で切られ、
尚且つ伊達が持ってきた が鍛冶田のツモになるので確定の大三元となっていた。
卓に入り込むという表現が合っているかはわからないが、この半荘の伊達からはえもいわれぬ雰囲気が漂っていた。
この局は達也が押し切り、鍛冶田からドラで8000を捉え前局の失点を取り戻した。
東3局
親のたろうの手牌。
            ツモ ドラ
ここから打 とし、次巡のツモ で迷いなくリーチ。
ほどなく をツモり教科書通りの手順で4000オールを引きアガる。
その後も鍛冶田、伊達、たろうが続けて2000・4000をアガリ、さらに場が混沌としていく。
この空気を断ち切ったのは伊達であった。
南2局の親で4000オールをツモ、さらに連荘を重ね50000点を越すと同時に2着目のたろうとも16000点以上の差をつける。
それでも伊達は決定打となる二の矢・三の矢を求め攻め続けた。
しかし、その姿勢は同時にたろうにもチャンスを与える諸刃の剣ともなり得る。
伊達の手から切られた牌によって南家たろうの手が倒された瞬間、憂心は現実となった。
南2局4本場
      ロン チー  ポン  ドラ
供託2本も付いており、この直撃で一気に伊達を捲ってトップ目に立つ。
結論から述べると、この半荘は伊達がオーラスにたろうを捲り返し最終日を現実的なポイント差で迎えることが出来た。
しかしそんな結果などどうでも良いと言わんばかりに、伊達はこの放銃を悔い、自分を攻め続けた。
その伊達に、達也は優しい言葉を掛ける。
「あの を打った瞬間、卓を止めて殴ってやろうかと思ったよ」
誰よりも伊達を知り、信頼し、何より共に頂点のみを目指す志を持つ相手にだからこそ伝えられる想い。
一競技者としてこの言葉を言い放たれるのは辛くもあるが、少し羨ましくも思えた。
伊達+68.5
たろう+22.8
達也△30.6
鍛冶田△60.7
トータル たろう+154.9 伊達+63.7 達也△97.6 鍛冶田△121.0
3日目を終え、最後をトップで締めた伊達がついにたろうを射程圏内に捉える。
達也、鍛冶田は流石に並びを意識しなければならないポイント差だが、過去300P差を5半荘で引っくり返した決定戦は現実に存在した。
最強の王者を最高の挑戦者が追うこの戦い、残すはあと5半荘のみ。
(文・橘 哲也)
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