1回戦、3着だった松本が東場のうちに火だるまになる。
東1局、親の松本が11巡目にリーチ。

大浜がピンズで仕掛けをアンカンしていたが、ドラのはすでに出ていることもあって即リーチ。
大浜の最初のテンパイは一通のついたペン。

    

これは純カラだったが、を持って来てシャンポンにマチカエすると松本がを掴んで60符の7700を献上。

東2局1本場、前局に千貫と江崎が出したリーチ棒が残っている勝負所。
江崎の親リーチを受けて松本はがアンコの手。
カン→とのシャンポン→と2度のマチカエの後に果敢に追いかけリーチ。
これを江崎からで2600をゲット。5900の収入はでかい。

しかし次局、ドラのがアンコになったばかりにリーチの千貫に対して真っ直ぐ行くも3200を放銃

  ロン

東4局、親の千貫が5巡目にドラのを切ってリーチ。

松本の手牌にが3枚あったこともありワンチャンスのが出ていき5800放銃。
この巡目では如何ともしがたい。

1本場は子方に圧力をかける千貫の3フーロの攻めをかいくぐって、江崎が七対子ドラ2をツモ。
東場を終えて3人の持ち点が35000点前後、その分をまるまる松本がかぶっている。

南1局松本の親番。
ここで親満をツモれば振り出しに戻せるが、無情にも千貫が4巡目にリーチ。

この捨て牌では何もわからない。
真っ直ぐ行くしかない松本、前巡にを切っていただけに掴んだは止まりようもなかった。

打点は1300だが松本の親は秒殺、配牌を取ってから1分ともたなかった。
松本はこの段階でラスを覚悟したかもしれない。
それならば、江崎の連勝だけは避けなければならない。

南2局、松本はドラタンキの七対子リーチ。
ヤマに2枚残っていたが、親の江崎と千貫に流れる。 掴まなかった大浜が七対子のテンパイを入れ2人テンパイ。

親が流れて南3局1本場。
ピンズの染め手の親大浜と、マンズの染め手松本の一騎討ち。ドラは。

大浜
  

松本
      

大浜がを掴んでダウンした直後に松本がをツモった。

オーラス、千貫33500・大浜33300・江崎31700と３者接戦。
を仕掛けた大浜とタンヤオで仕掛けた親・千貫の勝負は千貫に軍配。
    

大浜がで放銃。
1500なので千貫はまだ伏せて終わらせられるリードではない。

1本場、ドラのがトイツの江崎が仕掛ける。
呼応するように大浜はポン、千貫はチー。
13巡目、3者はこの形。

千貫
    

大浜
    

江崎
  

江崎がを引き入れるも、テンパイ打牌ので大浜に2600放銃で決着。
大浜は2着をキープし、同時に江崎の連勝を阻止した。