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順位
名前
ポイント
1日目
2日目
11回戦
12回戦
13回戦
14回戦
15回戦
1
下石 戟
238.2
107.9
106.3
60.4
6.2
18.0
-9.5
-51.1
2
仲林 圭
-24.1
-16.3
-16.3
8.6
-18.4
72.4
11.7
-24.1
3
金 太賢
-40.4
97.8
-38.3
-53.3
-41.4
-21.8
-55.5
72.1
4
宮崎 和樹
-176.7
-191.4
-10.0
-15.7
52.6
-68.6
53.3
3.1

1日目観戦記 | 2日目観戦記 | 【3日目観戦記】 | 最終日観戦記 |

雀王決定戦も三日目の折り返しを迎えた。
トップを走る下石にそれを追う金、仲林、宮崎。
ポイント差としては2日目終了時点で2着の金と約150ポイントの差。
協会ルールにはオカがあるので、詰まる時は一気に詰まるが、逆に下石にこれ以上トップを取られると3人はかなり厳しい展開となってしまう……

東2局 2本場 親 仲林
9巡目に仲林がテンパイしカンで先手を取りリーチ!!

しかし、次巡すぐにトップ目の下石も高目三色のテンパイを 入れ-で追いかけリーチ!

この時点で待ちの枚数は2(仲林)対6(下石)と枚数的には下石有利と思われていた………が、しかしこれを制したのは仲林!!

ラスト1枚のをツモアガり1000は1200オールでこの場を凌ぐ!
その後、仲林が金から8000を出アガリトップ目に立つ!!
そして南場に入り、南1局2本場親番の下石が三色ドラ1のカンで反撃の先制リーチ!
これを-でテンパイを入れた金が追いかけリーチ!
宮崎も形式テンパイを入れ、3人テンパイで終わるのかと思ったハイテイ牌で下石からツモの声!
6000は6200オールの大きなツモアガリ!!

その後、親番の仲林が巻き返すものの届かずオーラス金が12000をアガリ決着。

【トータルポイント】
下石 +274.6
金  +6.2
仲林 ▲65.7
宮崎 ▲217.1

11回戦で更に差を広げた下石は12回戦でも勢いが止まらない!
東3局、下石親番で平和イッツードラ1の12000をダマテン。
宮崎からリーチを受けながらも宮崎の現物ので金から12000を出アガリまたもリードを広げる!!


しかしその後、金が現雀王として下石を逃がさないと言わんばかりの満貫をツモアガリ下石の独走を許さない!!

しかし東4局には宮崎が2000オールをツモアガリ宮崎がトップ目に立つ!!

南場も宮崎はこのトップを守りオーラスは金の1人テンパイで流局。

【トータルポイント】
下石+280.4
金▲35.2
仲林▲84.1
宮崎▲164.5

13回戦 東1局
ここで先手を取ったのは宮崎!

イッツー確定のペンでリーチ。

しかし、 金から単騎の七対子で追いかけリーチ。

が、なんとここでアガったのは下石!!
丁寧に回り、リーチ棒2本付きのアガリとなった!

次局も下石がアガるが、親番は仲林が速攻で流しに行き、親番にはポイント的に攻めなくてはならない宮崎が四暗刻イーシャンテンからとめていたを勝負しこれを仲林が捉え12000のアガリとなった。
これで仲林はトップ目に。

南場で下石は宮崎へ満貫を放銃するも次局6000オールをツモアガリまたトップ目に。

これには三者も苦い表情になる。
しかしなんとラス前とオーラスに仲林が満貫・跳満と高打点を連続してアガリ下石をまくってトップに!!


【トータルポイント】
下石+298.4
仲林▲11.7
金▲57.0
宮崎▲233.1

14回戦
東1局1本場ここで最初の衝突。
下石が--と広い待ちで先制のリーチを打つ。
しかし、次巡ペンでダマテンを入れていた仲林が追いかけリーチ。

この後まわりながらもテンパイを入れていた金が下石の当たり牌であるを掴む……

ここから金が選んだ牌は何と無筋である
これには解説陣も舌を巻く。
その後金はを引き入れ--のテンパイ。
少考し切りリーチに踏み切るもこれは下石の当たり牌。
表ドラ2枚に加え裏ドラも乗り8000は8300のアガりとなり下石がリードする形となる。
しかし、下石トップを追いかける東3局に親番の仲林が4000オールをツモアガリ下石をまくる!

東3局1本場
宮崎から5巡目に--のリーチが入る。

これがすぐに仲林からが出るも宮崎は下石とのポイント差が大きいため、トップ目の仲林からは直撃を取らず見逃す。
そして仲林も混一色・一盃口のテンパイが入るが、12巡目についに宮崎がをツモり1000/2000は1100/2100のアガリとなった。
そして東4局2本場。
これまで辛い展開が続いた金も4000は4200オールと大きな加点!


南場に入り仲林と下石の僅差でのトップ争いの中、オーラスも流局が続き2本場。
先にテンパイを入れたのは仲林。

しかしこの仲林のリーチ後に宮崎がカンを引き入れドラであるをアンカン。
そしてリンシャン牌からさらにとリャンカンが両方埋まり、-もしくは-の待ち選択で-を選びリーチ。
これを宮崎は1発でツモアガリ倍満で希望をつなぐ逆転トップ。

【トータルポイント】
下石+289.9
仲林±0
金▲112.5
宮崎▲178.8

3日目最終戦の15回戦。
東1局親の仲林が一盃口テンパイを取らず、ピンズの両面を落とし四暗刻を目指す!

目論見通り、仲林が四暗刻のテンパイをいれリーチ。

が、下石も直ぐに両面待ちのテンパイをいれ追いかけリーチ。

更にその次巡に金も追いかける。

この決着は……
下石が4枚目のを掴み金へ5200の放銃となる。

更に東4局1本場では金が、宮崎の先制リーチに対して追いかけリーチ。
これをツモアガリ裏ドラものせ4000/8000は4100/8100と大量加点。

南場も金が大量リードのままオーラスを迎え、ここは最後に下石がリーチを一発でツモアガリ終局。
この日のトータルは
下石+238.2
仲林▲24.1
金▲40.4
宮崎▲176.7
最後に下石とのポイント差を大きく詰めた3日目!
最終日はどうなるのか!?


                                                                          (文・鈴木 宏二郎)

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