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日本プロ麻雀協会の西日本管轄として関西事務局が誕生し5年。
登録選手は70名を数えるに至る。そろそろその最強を決める時ではないか。

日本プロ麻雀協会、西日本初、西日本発、西日本選手総参加の全国規模大会
「ウェスタン・チャンピオンシップ2009」開催!

ウェスタン・チャンピオンシップ2009 準決勝レポート      (記:関西事務局)

2009年11月21日、関西有数の学生街、関大前のメインストリートに位置する「Jan-Soul」にて、
‘ウェスタン・チャンピオンシップ2009’の準決勝が行われた。
予選を勝ち抜いてきた16人のうち、翌日の決勝戦へ進める4人をトーナメント戦によって決めるのがこの準決勝である。
競技麻雀でいうトーナメント戦とは、同一面子で規定回数(本タイトル戦では3半荘制を導入)を闘い、そのトータルポイントによる卓内上位2名が勝ち上がるというシステムのことである。
やみくもにポイントを叩くのではなく、たったの0.1ポイント差に鎬を削るこのシステムは勝者と敗者が明確であり最も競技的であるといえるのではなかろうか。
多くの観戦者が見守るなか行われたこの準決勝の模様を簡単にお届けする―――

【準々決勝A卓】
上田 唯 vs 米ア 奈棋 vs 高宮 真琴 vs 下井 重貴

1回戦
南3局に高宮がメンタンドラ1の5200を和了。
これが決定打となり高宮のトップ。

2回戦
オーラス、僅差のトップ争いの下井と上田。
米アの親リーチにダマテンで押し切った下井が1300を和了ってトップ。

2回戦終了時 高宮+38.7 下井+12.1 上田△10.9 米ア△39.9

3回戦
東2局、上田に3巡目にして三暗刻出来合いのドラ単騎テンパイが入る。
四暗刻への渡り途中の仮テンを和了。
オーラスは高宮、下井が微差の勝ち上がり争いとなる。
結果は放銃回避の下井の粘り勝ち。

最終結果 ◎上田+49.2 ◎下井+14.3 高宮△5.7 米ア△57.8

 

【準々決勝B卓】
後藤 哲哉 vs 矢後 誠 vs 山舗 徹 vs 田内 翼

1回戦
矢後が東1局から連荘。
一旦トップ目を明け渡すも、迎えたオーラスを制し再逆転トップ。

2回戦
後藤と山舗のトップ争いとなったが南3局に後藤が山舗を引き離す12000を矢後から和了。
しかしオーラス矢後が脅威の底力を見せ、後藤を捲る。

2回戦終了時 矢後+111.5 後藤△2.3 田内△3.4 山舗△105.8

3回戦
後藤との着順勝負の田内が南3局に猛連荘。
勝ち抜けが厳しい山舗と勝ち抜けが確定的な矢後は親を流しに行かず、勝負有り。

最終結果 ◎矢後+128.3 ◎田内+64.7 後藤△58.1 山舗△134.9

 

【準々決勝C卓】
三村 健一 vs 一北 寛人 vs 宮田 智之 vs 惣田 康宏

1回戦
オーラス、一北がドラ暗刻のタンヤオ含みリーチを高目で出和了り裏1枚の12000でトップ。

2回戦
一北、宮田、惣田のトップ争いを一北が制し、2回戦で勝ち抜けがほぼ確定する。

2回戦終了時 一北+112.0 惣田△2.0 宮田△8.1 三村△101.9

3回戦
宮田、惣田は着順勝負。
三村は2着を一北にしての宮田、惣田に4万点差のトップ条件。
東場を終え、惣田トップ目も平たい点数状況。
最後は2000点差で惣田のトップで終了。

最終結果 ◎一北+62.7 ◎惣田+53.3 宮田+5.2 三村△121.2

 

【準々決勝D卓】
蒼樹 里沙 vs 櫻井 はるか vs 田村 洸 vs 堀 良三

1回戦
東1局に親満を和了った櫻井がそのままトップ。

2回戦
供託リーチ棒4本を回収した堀が僅差の争いを制してトップ。

2回戦終了時 堀+59.8 櫻井+33.2 蒼樹△27.4 田村△67.6 (供託2.0)

3回戦
デカトップかつ櫻井か堀を沈めないといけない条件の田村。
その田村が東場の親番で6000オールを引いて、場が混沌としてくる。
 リーチツモ ドラ 裏ドラ
その後も加点し、ラス目である堀との差をあと5000点広ければ逆転するところまで追い上げた南3局。
田村が親満のテンパイを入れるが、テンパイ打牌で堀に8000点を打ち込み勝負は決した。
   ロン ドラ

最終結果 ◎櫻井+49.8 ◎堀+34.7 田村△7.7 蒼樹△78.8 (供託2.0)

 

【準決勝A卓】
上田vs矢後vs惣田vs堀

1回戦
東4局、矢後が親で怒涛の連荘!
一人浮きとなりこの半荘は決したかに見えた。
しかし堀が矢後から12000を直撃し、逆転トップ。

2回戦
僅差のトップ争いを、オーラス親の上田が形テン、平和ドラ1と粘りを見せトップ。

2回戦終了時 堀+61.0 上田+37.6 矢後△41.8 惣田△57.8 (供託1.0)

3回戦
最終戦、決勝への熾烈な争いが繰り広げられた。
南1局、矢後が大きなトップ目となり、逆に逆転の並びを作られた格好となった堀と上田。
惣田も南2局の最後の親番に粘りを見せたが、とうとう力尽きる。
南3局、上田が決勝進出へ値千金の二役ホンイツを惣田から出和了り。
オーラスを迎え、上田はほぼ当確。矢後はハネ満をツモるか、堀をこの半荘のラスに落とす1300の直撃で勝ち上がり。
出来面子を壊して一直線にハネ満を目指す矢後を横目に、堀が苦しい混一色仕掛けを和了り切り、勝負あり。
A卓からは上田、堀が決勝進出となった。

最終結果 ◎上田+44.6 ◎堀+38.4 矢後+21.7 惣田△105.7 (供託1.0)

 

【準決勝B卓】
一北vs櫻井vs下井vs田内

1回戦
オーラスを迎えた時点で下井を除く3人が大接戦。
トップから3着まで約6000点差の中、トップ目の櫻井が果敢に仕掛けテンパイを入れる。
しかし、和了ったのはツモか直撃条件のダマ聴を入れていた田内。

2回戦
東3局で下井が4万点越えのトップ目。
他者は1回戦ラスの下井のトップを阻止したい所である。
しかし、櫻井の追い上げを振り切った下井が2回戦のトップ。

2回戦終了時 田内+34.1 下井+20.7 櫻井+17.2 一北△72.0

3回戦
一北以外の3者は着順勝負。
一北も田内が2着なら十分に勝ち上がりが見える。
しかし、やはり着順勝負の3人が和了り合う、一北には厳しい展開となる。
迎えたオーラス。
櫻井の勝ち上がり条件はハネ満以上の和了り。
執念で安目でも条件を満たすテンパイを組むが、最後の1枚はツモることも河に放たれることもなかった。
B卓からは下井、田内が決勝進出。

最終結果 ◎下井+73.6 ◎田内+40.1 櫻井△25.7 一北△88.0

・決勝進出者
上田 唯
堀 良三
下井 重貴
田内 翼

 

・準決勝成績

・準々決勝成績

・予選成績

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