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≪大会レポート≫

さてさて第3戦目、可畑さんの連覇達成なるか!!?
毎度おなじみの新田が、決戦の模様をお伝えしようと思います!!

初出場初優勝を果たした第2戦から第3戦の準決勝まで11連続連対というパーフェクトな成績で連覇を狙う可畑さんに対するは、関西協会期待の若手の平田プロと大鳥プロ、そして準決勝のオーラスにアガリ形からフリテンリーチで、条件であった跳満をツモり決勝へ進んだ初出場の中村さん!という4名で決勝戦が行われた。(以下敬称略)

可畑(一般) +198.0
平田(協会) +197.0
大鳥(協会) + 152.5
中村(一般) + 102.3
座順は起家から、大鳥→平田→可畑→中村

東1局
絶好の配牌を手にしたのは可畑と着順勝負の平田!
ドラ
3巡目にこの形から切りを選択すると暗礁へと誘い込まれてしまう。
ひたすら索子の上をツモ切り続ける羽目になり親の大鳥からリーチを受ける。
と同時に、待望のテンパイを果たすが・・・
ドラ
いかにもいかにも危ないを一発で押して、現物待ちのヤミテンを選択。
このが通れば、と思ったのも束の間、大鳥にをツモ切られ、さらに自身でもをツモるもは顔を見せることなく大鳥にカン待ちをツモられてしまう。

次局もトップ条件の大鳥にさらに加点を許したが、そろそろ捌きにいこうという平田の早い軽いポンの1000点の仕掛けが、加カンで新ドラがもろ乗りし望外のドラ4の満貫のアガリとなる。

東3局、平田のピンフのみの3面張リーチに、大鳥がタイミング悪くピンフドラドラのテンパイで同巡に追いつき宣言牌が放銃となり、裏ドラも乗り8000点の加点となり平田に有利な展開となる。

南1局
平田
ドラ
中村
ドラ

この2軒リーチに傍若無人に押し続ける男がいる。
親の大鳥ではなく、ここまで息を潜めていた可畑だ!

ふと手牌をみてみると
ドラ
--待ちのメンチンのテンパイ!!
一気に逆転して、連覇へ大きく近づくかと思ったが・・・、終盤にアガリ牌を引き当てたのは平田!

ラス目で2万点差の平田を追う可畑の南3局の親番。
もちろんオリることは許されない。

淡々と、自分の手牌に真っ直ぐに進め1500、7700、2000オールと加点してついに平田を捲ってトップ目に立つ。

南3局4本場、中村のリーチに今度は可畑にとって押し引きの難しい場面。
ダマテンで慎重に待ちを選びながら形を変化させていたが、
ツモ ドラ
ここで意を決して勝負を決めにかかる切りリーチ!
しかし大差だが、打点を作る華麗な手作りで応戦してきた中村が意地の2000-4000ツモアガリでオーラスを迎える。

トップ目可畑と平田との差はわずか500点、開始時点でも1ポイント差だった二人が熾烈な戦いを繰り広げている。

連チャンで逆転優勝に望みを繋げたい中村の親リーチに、ここまで淡々と危険牌を押してきた可畑が、今日最大の気合いを入れて無筋をプッシュして、ついにライバルだった平田からアガりを捉えて連覇を達成した!!

初出場から12連続連対という前人未踏の大記録で、前身の関西チャンピオンロードの牧野選手以来のシリーズ連覇達成、おめでとうございます!

次回、1月13日の第4戦「可畑さんの3連覇を阻止して優勝するのはこの俺だ!!」という意気込みを持った、熱いみなさんのご参加を心よりお待ち申し上げます。
                                                                             (文・新田友一)



 

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