≪大会レポート≫
やって来ました、シリーズ2戦目!!
もうお馴染みとなった関西協会のレポーター新田が今回も戦いの模様をお届けします。
関西を牽引するB2リーガートリオの原田、御崎、新田は初戦に仲良く全員でラスを引くという展開から3人揃ってベスト8まで勝ち上がり、圧倒的ラスを引いた約1名を除いてその勢いのまま決勝へと進んだ(泣)
協会プロアマ初参戦の可畑さんと、前回ファイナリストの西田さんに、準決勝で私から点棒を奪い続けた原田、2ラススタートからの怒涛の3連勝で勝ち上がった御崎の4名で決勝が始まった。ポイント状況は以下の通り。(以下敬称略)
可畑(一般) +142.9
御崎(協会) +104.9
原田(協会) + 95.4
西田(一般) + 72.9
座順は起家から、可畑→御崎→原田→西田
東1局
原田が終盤に
ドラ
の一気通貫テンパイ。
は2枚枯れであるがドラのを切ってリーチといく。
このをポンした御崎はいかにも役無しの形式テンパイ模様。
最大2枚の待ち牌が2枚とも山にいたのだが、御崎が食いとる形となって、単騎で見事形式テンパイを入れて流局!
東2局に御崎がターゲットとなる可畑から2900は3200を直撃し、追撃ムードで混戦のなるかと思ったが・・・
可畑が高め三色のリーチを打つと、
原田
ツモ ドラ
絶好のドラのを引き入れもちろん追っかけるのだが、余ったは可畑の高めの当たり牌。
8000は8600を可畑がアガり俄然有利に!
原田は続く東3局の親番でも、西田の先制リーチを受けて下記の手牌。
ドラ
ここでも最高のを引きテンパイで当然を切って追っかけリーチといくが、このは西田への5200の放銃・・・。
非常にもどかしい展開である。
さらに東4局では、ポイント優位のポジションを活かした可畑が親の第1打をチーして1000点のテンパイを取ると、西家御崎の第1打でロン!
原田は一度もツモることすらなく終局。
南入時点で可畑、御崎、西田が僅差のトップ争いという展開。
西田が御崎の先制リーチに対して、三色崩れのテンパイでやや不満であったが追っかけると、一発ツモで裏ドラも乗る!
一発ツモ
ドラ 裏ドラ
この跳満のアガリで勢いにのる西田がつづく南2局でも御崎、原田との3軒リーチを制して一気に優勝ポジションへと躍り出る。
南3局、一抹の望みを繋ぎたい親番の原田の配牌はとんでもなくバラバラ・・・。
国士無双イーシャンテンまでこぎつけ、親が落ちて苦しい御崎も四暗刻イーシャンテンまでこぎつけるが、ここまで。
可畑が打点こそ1000点であるが大きなアガリをものにし、オーラスを迎える。
西田51700、可畑24900、御崎24700、原田-1300
前局のアガリで、2着に浮上した可畑が3.2ポイントリード。
着順を落とすと厳しくなるが、御崎・原田の条件が厳しいことから案外着順が落ちにくい。
西田は可畑を3着に落とすか、3.2ポイント差をまくり、かつ4.1ポイント以上ついた状態で伏せれば優勝といったところか。
西田と可畑の一騎打ちは、
加畑
ツモ
役無しテンパイとなってしまったが、この待ちならばと--待ちの3面張リーチを打ち自力で決着をつけた!
全連対の抜群の安定感で見事に初参加初優勝となった可畑さん、おめでとうございます!
次回の第3戦は11月4日、みなさんのご参加心よりお待ち申し上げます。
(文・新田友一)
|