【大会レポート】
去る5月4日(火・祝)に「第1回中国麻将ダブルスカップ」が開催されました。
日頃から中国麻将を楽しんでいらっしゃる各方面の方々のご協力のもと大型連休中にもかかわらず、30組60名の参加で実施することができました。
まずはご協力を頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。
中国麻将が日本で行われるようになって早十年以上になります。
当協会でも積極的に中国麻将を取り入れようと4年前より「中国麻将チャレンジカップ」を実施し、まずは協会内での普及に努めてきました。
そして今回、外部の皆様とのオープン大会の実施に到った次第でございます。
今回の大会のシステムは、以下の通りです。
・半荘(東南戦)7回戦を行い、ペアの素点合計を争う。
・ペア成績は6回戦までのポイント合計を半分にし、上位8ペアのみで第7回戦を行なう。
・卓組は1〜4位がA卓、5〜8位がB卓とする。
・優勝ペアはA卓のポイント最上位ペアが選ばれる。
・準優勝ペアは優勝ペア以外のポイント最上位ペアとする。
・第7回戦は代表者1名のみの対局とし、南入時に交替を認める。
・個人表彰は第6回戦までの成績を対象とする。
さて、6回戦が終了して個人成績の上位は以下の通りでした。
優勝 澤村 裕之 468
2位 国原 徹 425
3位 鈴木 寿佳子 353
4位 井戸田 耕二 312
5位 千貫 陽祐 302
(選手名敬称略)
6戦すべてがプラスという安定した成績の澤村 裕之さんが見事個人優勝に輝きました。
トップレディ賞は中国麻将の強豪で知られる鈴木 寿佳子さんが貫禄の戴冠となりました。
個人優勝:澤村 裕之さん トップレディ賞:鈴木
寿佳子さん
最終第7回戦に進める上位8ペアは以下の通り。
1位 山口 正恒・澤村 裕之ペア 325.5
2位 小倉 徳仁・千貫 陽祐ペア 280.0
3位 井戸田 耕二・森 牧人ペア 254.5
4位 池田 正彦・窪田 秀章ペア 226.0
(以上4ペアがA卓)
5位 国原 徹・梁川 泰豪ペア 159.5
6位 忍田 幸・稲毛 千佳子ペア 154.0
7位 高田 浩志・岩沢 和利ペア 120.5
8位 手塚 ゆり・鈴木 寿佳子ペア 117.5
(以上4ペアがB卓)
※ポイントはペアの素点合計を2で割った数値
個人優勝の澤村さんと山口さんのペアがリードで決勝がスタートしました。
中国麻将は和了しないと点数を払う仕組みなので、リードしている者に和了させないことが重要となります。
そういったゲーム性ゆえ、決勝開始早々に山口さんの和了が出た時には、「他の組はだいぶ苦しいかな」と思われたのですが、
南場に入り井戸田さんが連続和了で一気に逆転しました。
●南2局
フー(ロン)
七星不靠(24)+和絶張(4) 28は36
●南3局
フー(ツモ) ポン
ツモ(1)+幺九刻(1)+四帰一(2)+清一色(24) 28は36オール
この時点で逆転に成功。
南4局も和了し見事優勝となりました。
優勝した森・井戸田組の井戸田選手は日本麻将体育協会の方で、同会主催の「中国麻将日本選手権」で優勝経験のあるトッププレイヤー。
日頃からの熱心な研究や、卓での姿勢や丁寧な摸打など、我々も多くを学ぶべきとあらためて実感しました。
優勝した井戸田さん・森さんのペアは京都からの参加。
他にも遠方からたくさんの皆様にご参加いただき、大会を盛り上げていただきました。
あらためまして御礼申し上げます。
準優勝:山口 正恒・澤村 裕之ペア 優勝:井戸田
耕二・森 牧人ペア
【最終成績】
|