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≪大会レポート≫

皆さま、こんにちは!日本プロ麻雀協会第9期後期入会の浅井堂岐です。
ちなみに堂岐で「タカキ」と読みますのでよろしくお願いします。

今年で5回目の開催となるチャンピオンロード。

今回の「ClubNPMファン感謝祭」では過去最多の総勢112名の方に参加していただき、対局会場も2か所での開催となりました。
参加していただいた皆さま、ありがとうございました!

私も今回の大会に参加していたのですが、結果は5位。。。
準決勝で条件を満たしたので決勝に到達したと思ったのですが、ボーダーが予想以上に上がってしまい
惜しくも決勝の椅子には届きませんでした。

4回戦終了時に暫定1位だった同期の松嶋と
「お互い決勝で会おう〜」などと話していたのですが結果は私だけ届かず。

・・・松嶋さん、ごめんなさい。

そんな彼女はその後もトップをとり、決勝に見事1位で通過!

決勝は以下の4名で争うこととなりました。
(数字は、準決勝までのポイント)
1位通過 松嶋 桃 (+276.9) 日本プロ麻雀協会所属
2位通過 渋谷 渚 (+230.7)
3位通過 苅辺 直弥 (+215.0) 日本プロ麻雀協会所属
4位通過 丸山 秀卓 (+206.6)

優勝の条件としては
苅辺と丸山さんは松嶋を3着以下にしてのトップ。
渋谷さんは自分がトップをとり松嶋が2着だった場合6300点以上の点差か、それ以下の着順ならば優勝。
松嶋のみ2着でも優勝の条件がある。
といったところ。

松嶋→丸山さん→渋谷さん→苅辺の席順で決勝卓が開始。

東1局、親の松嶋に大きなアガリをされては条件が苦しくなる。
三者はなんとか局を進めたいところ。
松嶋も丁寧に手を進めリーチを打つが、ここは先に仕掛けていた渋谷さんがアガる。

グランドチャンピオン大会での優勝経験もある渋谷さん。_
状況による押し引きの判断はさすがといった印象を受けた。

東2局、丸山さんにチャンス手が入る。
 ツモ ドラ
これをツモり裏ドラがで大きな6000オール!

同1本場、ここは親の丸山さんのリーチの現物でテンパイしていた松嶋が満貫をツモる。
 ツモ ドラ

松嶋の勢いは止まらず、
東4局にも丸山さんから満貫をアガる。

南入し各者の点棒状況は以下の通り。
松嶋 35300
丸山 29400
渋谷 18600
苅辺 16700
トータルトップの松嶋が点棒を持っており、各者の状況は厳しい。
一番近い丸山さんも松嶋を捲り、なおかつ着順を落とさなくてはならない。

南1局、松嶋に優勝ムードが漂う中、今まで静観していたこの男が待ったをかける。
苅辺が10巡目にリーチ。

 ドラ
終盤にをツモり、ハネ満をものにする。

南2局1本場。
親の丸山さんが1000オールをアガった後、この局は丸山さんの1人テンパイ。
この局、実は渋谷さんもテンパイしていたのだが、優勝するためには松嶋と丸山さんの差が開いていた方が良いので手牌を開かず。
この辺りの選択にも渋谷さんの試合巧者ぶりが伺える。

南2局3本場。
苅辺に以下の手が入る。
 ドラ
感情をあまり表情に見せない苅辺だが、自然とツモる手に力が入る。
状況的にも誰もが止まらなそうなだったが、苅辺が力強くツモり3000・6000。
丸山さんが松嶋より点数が上のため、大きく優勝に近づいた。

南3局 ドラ
丸山さんの先制リーチに対し、松嶋が以下のテンパイ。
 ツモ
2着になれば優勝の松嶋。
当然リーチにいくが、宣言牌のが捕まる。

丸山さん
 ロン
裏ドラも乗り、8000点の放銃。
勝負をかけた松嶋。この放銃は仕方ない。

オーラスを迎え、点棒状況は以下の通り。
松嶋 14500
丸山 40600
渋谷  6800
苅辺 38100

丸山さんはアガれば優勝。親の苅辺は連荘して、丸山さんをまくって終われば優勝。

丸山さんと苅辺の一騎打ちが始まった。

オーラス。
丸山さんが仕掛けて逃げ切りをはかるも苅辺が2900を松嶋からアガる。
これで二人の点差は苅辺が300点上。
しかしテンパイ料で変わる点差である。

1本場も苅辺がタンヤオの待ちを3度変え、見事に制す。

2本場を迎え、
苅辺 44000
丸山 40600

苅辺が早々にテンパイ。
 ドラ
丸山さんが一人テンパイの場合、苅辺はまくられてしまうため伏せてノーテンにすることができない。
そのため当然リーチにいくと思ったが、ここでダマを選択。

後に苅辺本人も「初の決勝の舞台で緊張していたため、いろいろ考えすぎてしまった。あれはリーチでした」と語るが、
やはり決められる時に決めにいく方がこういった場面では良いだろう。

苅辺の一人テンパイで迎えた最終局。

丸山さんがを暗カンし、最後の望みを託すリーチを打つがこれは流局。

この結果、優勝は苅辺選手に決まりました!
おめでとう!!

初の決勝の舞台で緊張の色を隠せなかった苅辺ですが、随所に光る部分を見せていました。
この優勝の結果が彼にとって大きな飛躍への一歩となることを期待しています。

次回は7月21日(月祝)開催の雀竜位シリーズです。
皆さまのご参加をお待ちしております!

(文・浅井 堂岐)

◆7月15日(月祝) 第5回チャンピオンロード〜雀竜位シリーズ〜応募フォーム
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