
≪大会レポート≫
HAPPY NEW YEAR!!
こんにちわんこ、佐月 麻理子です☆
今回のチャンピオンロードのレポートを務めさせていただくことになりました。
皆様よろしくお願い致します♪
日本プロ麻雀協会主催であるにもかかわらず、未だ協会員が優勝したことのない大会「日本オープン」。
その日本オープンシリーズのチャンピオンロードが開催されました。
運営として会場にいた私は酷い吐き気と貧血で半分死にそうになっておりました。
黒子として1半荘打つことになったものの座っているのもつらい…
東1局に12000点を放銃して黒子の代走を藤井真人プロに託し、少し休憩させていただきました。
この場になりますが、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
ちなみに藤井プロはその半荘は持ち点12000点から50000点越えの大トップを取ってくださいました♪
というわけでこのレポートで名誉挽回させていただきたいと思います!
さて、決勝の舞台に残ったのは
今泉 崇さん+244.0
市井 悠大 +202.8
五十嵐 毅 +202.7
嶋田 学さん+170.3
今泉さん、市井、五十嵐はトップをとればほぼ優勝確定。
嶋田さんは今泉さんと13800点差のトップ3着、もしくは今泉さんをラスにしてのトップが優勝条件。
市井→五十嵐→嶋田さん→今泉さんの座順で始まった決勝。
東1局、南家の五十嵐が を鳴いて500・1000をツモアガる。
東2局は今泉さんがリーチ。2000・4000のツモアガり。
            リーチツモ ドラ
東3局、市井のリーチに親番の嶋田さんが追いかけリーチ。
一発でツモり4000オール。
            リーチ一発ツモ ドラ
局が進み、南場に入っての点数状況は、
市井 17000点
五十嵐 19000点
嶋田さん37000点
今泉さん26300点
南1局、なんとしても連荘したい親番の市井がピンフの先制リーチを打つものの、
嶋田さんのホンイツのアタリ牌を掴み8000点の放銃となってしまう。
南2局。
            
から絶好の を引いた嶋田さんがリーチ!
この勢いに待ったをかけるのは親の五十嵐。 と をポンして3900をアガる。
南2局1本場、点棒のない市井が、
             
聴牌はとらずの打 としたところに五十嵐がリーチ。
            ドラ
を一発でツモり4000は4100オール。
南2局2本場、ずっと守りの姿勢に入っていた今泉さんにチャンス到来。
6巡目に四暗刻の一向聴!
しかし、その3巡後五十嵐が出アガり。2900は3500。
南2局3本場、怒涛の追い上げをみせた五十嵐を止めたのはやっぱり嶋田さん。
            リーチロン
五十嵐から を打ち取り裏ドラに が乗り8000は8900。
南3局、早い巡目にリーチを打った親の嶋田さんに対抗するのは残り400点となってしまったラス目の市井。
             ドラ
ツモって裏が乗れば三倍満となり、優勝が見える位置に復活できる市井が静かに曲げた宣言牌は 。
しかし、残念ながら は嶋田さんのアタり牌。
「あぁ…ダメか」という心の声が聞こえてきそうに苦笑いをしながら、点棒を借りて3900点を支払う。
南3局1本場は嶋田さんの一人聴牌。
南3局2本場 嶋田さんにメンタンピンのいい手が入っているなぁ、と見ていたところに市井がめげずに「リーチ」。
            ドラ
ツモスーだ!
しかし、この をリーチ後に重ねた今泉さんはこんな手。
            
2人の勝負かと思っていたところに、「リーチ」と割って入ってきたのは五十嵐。
            ドラ
市井から打ち出された を見逃して残り1枚の をツモる。
願いを込めてめくった裏ドラに が乗り3000・6000。五十嵐がオーラスに望みをつなぐ。
南4局
市井 △8500
五十嵐 42400
嶋田さん48300
今泉さん18700
条件を確認して始まったオーラスを制したのは嶋田さん。
サクッとピンフ手をツモって優勝を決めた。
嶋田学さん、おめでとうございます♪
それから、ほぼずっとトータルトップで丁寧に打っていた印象の強かった今泉崇さん。
アタリ牌を見逃してオーラスに条件を残した我らが代表五十嵐毅プロ。
どんなにつらい状況でもめげずに優勝を目指していた市井悠大プロ。
こんな素敵な決勝戦をみせてくださった4人の皆様お疲れ様です。
それから、ありがとうございます♪
また、チャンピオンロードに参加いただいた皆様も本当に、本当に、お疲れ様でした!!
来年は私も参加します!
というわけで、本年もどうぞよろしくお願い致します☆
(文・佐月 麻理子)
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