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【大会レポート】

もう1月も半分以上過ぎていますが、
明けましておめでとうございます。

2012年一発目のチャンピオンロードは、「日本オープンシリーズ」

この日本オープン、いまだ協会員の優勝者が出ていないという…。
今年こそは優勝トロフィーを協会に!と、
開会の挨拶で佐久間プロもおっしゃってました。

今回は協会所属プロからは日本オープン決勝進出の経験者、
橘 哲也
比嘉 秀仁
の2人が参戦。
橘は惜しくも敗退しましたが、比嘉は決勝まで進出。

それでは決勝の様子を見ていきましょう。
決勝はそれまでのポイント持ちこし。(カッコ内はトータルポイント)
東家・比嘉 秀仁(+231.9)
南家・宮澤 祐弥(+140.1)
西家・木原 孝文(+295.4)
北家・金原 正雄(+316.4)
の座順で開始。

東1局、比嘉の手が早い。カンチャンを引き入れ、5巡目に先制リーチ。
 ドラ
これに宮澤が追いつき、おっかけリーチ。
すでに比嘉の現物で張っていた木原さんが両者に比較的通りそうなをツモ切り、宮澤に一発で放銃。

宮澤

トータルトップの金原さんとほぼ着順勝負の木原さん、痛い満貫放銃スタートとなる。

東2局
金原さんが4巡目にリーチ。
 ドラ
比嘉、9巡目に追いつきリーチ。
しかし、ほどなく金原さんがをツモり、裏は乗らず700・1300。

東4局1本場
親の金原さんがが対子で手が早そう。
軽く鳴いて連荘かと思っていたら、が暗刻、そして4枚目のを持ってきて暗カン。
リンシャン牌でテンパイし即リーチ。
  ドラ
これに比嘉が一発でで飛び込み、12000は12300。

トータルトップの金原さん、この半荘もトップに立つ。

東4局2本場は宮澤が、
 ドラ
のメンホンリーチをかけるが、比嘉が役牌をポンして次巡に即ツモ。
役牌ホンイツの1000・2000。

南1局、親の比嘉が8巡目に先制リーチ。

しっかりと高めのをツモり、「4000オール!」

「…あ、6000オール」

誤申告する比嘉さん可愛いね。
ネット麻雀ばっかりやってないでリアルでも打ちましょう。

南2局
親の宮澤が9巡目にリーチ。
 ドラ
みんなオリかと思いきや、木原さんが17巡目に追っかけリーチ!

これは流局したが、木原さんがまわりながらもしっかり手を作っていた。

南2局!本場は比嘉が8巡目にリーチ。
を仕掛けていた木原さんが追いつくが、持ってきたで放銃、比嘉が2600は2900の和了。

金原さんはいくときはいき、オリるときはしっかりとオリ、なかなか点棒を減らさない。
ほかの3人にとって、金原さんの点棒が減らないと苦しい。

南3局、比嘉が6巡目にを暗カンし、10巡目にリーチ。
終盤にツモり、2000・4000。

さてオーラス、4人の点棒状況は以下のとおり
親・金原さん 32300
南・比嘉 44000
西・宮澤 13700
北・木原さん 10000

親の金原さんは、伏せれば優勝となるため、実質最終局。
比嘉は国士へ向かい、木原さんは345の三色手を作りにいくが、流局。

ノーテンで伏せた金原さんが優勝となりました。

対局終了後、金原さんにお話しをお伺いしてみました。

「今日はツいてて自分でもびっくり。
たまには勝つのもいいかな(笑)」

普段はどこで麻雀を打ってるのか聞いてみると、
フリーの経験はなく、主にネット麻雀しか打たないとのこと。
たまにこういう大会に出て、腕試しをしているという。

これからもどんどん大会などに参加してくださいね!
本当におめでとうございました。

(文・大坪 顕二)

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