トップページ
日本プロ麻雀協会について
日本プロ麻雀協会 競技規定
タイトル戦/公式戦情報
チャンピオンロード
関西協会プロアマシリーズ
過去の観戦記
協会スケジュール
対局会場 案内
協会員名簿

や・ら・わ
日本プロ麻雀協会 プロテスト
協会チャンネル
ゲスト/メディア情報
協会員ブログ
日本プロ麻雀協会 麻雀教室
お問い合わせ
ゲスト/麻雀教室 の依頼
日本プロ麻雀協会公式HP プライバシーポリシーお問い合わせよくあるご質問リンクサイトマップ

【大会レポート】

2011年7月18日
この日、日本列島は歓喜に揺れていた。

“なでしこJAPAN 世界制覇”

チャンピオンロードの運営を控えていた私は、
明日のために早く眠りに就かなくてはと思っていたが、
決勝が気になり、気が付いたらテレビにかじりついていた。

結局、一睡もすることなく運営へと向かうのだった…

そして目撃する。
ここにもまた、息もつかせぬ激しい戦いが目の前で繰り広げられていた―

協会で一番強いのは誰かと訊かれれば、
大抵の答えがこうだろう。

鈴木 たろう
鈴木 達也
小倉 孝

しかし、今回の雀竜位シリーズには、
この御三家に勝るとも劣らぬ豪華な顔ぶれが勢揃いした。

鍛冶田 良一
石野 豊
吉田 基成
福田 聡
伊達 直樹
内海 元

 

ここでは割愛するが、この5人が獲得したタイトル数を考えれば、どれだけ豪華な顔ぶれかがうかがえる。
私も、この中の誰かが今日は勝って帰るんだろうなと安易に考えていた。

しかし、現実は違ったのである。

なでしこが優勝した歓喜の嵐の影響か、はたまた西日本から近付いてくる台風6号の影響かは解らないが、
この日の銀座『柳本店』も荒れていた。

予選5回戦中、役満が3回も飛び出し、歴代雀竜位たちや協会所属選手たちがことごとく敗退してしまったのだ。

そして、一般参加者だけで迎えた決勝戦。
ここでも、ノーガードの殴り合いと呼ぶに相応しい、火花散る打撃戦が繰り広げられた。

並びは起親から、高村さん-山崎さん-増田さん-和田さん

東1局、
起親の高村さんが先制リーチ。
 ドラ
これを難なくをツモり、4000オール。

1本場は高村さんの一人テンパイで、迎えた2本場。
他家も黙ってはいない。

山崎さんの6巡目先制リーチに対し、
和田さんが2巡後に追いかける。
山崎さん
 ドラ
和田さん手牌
 ドラ
これを和田さんが力強く引きアガリ、
裏ドラが1つ乗って2200・4200。

東2局1本場では、
親の山崎さんが11巡目に以下の手牌でリーチ。
 ドラ
15巡目に高めのをツモって、4100オール。

そして東3局、
ここで、実は私が密かに注目をしていた増田さんの親番。
特に顔見知りという訳でもないのだが、
決勝の舞台に残った紅一点。
なでしこが優勝した当日である、
何かやってくれるのではないかという期待感を抱かずにはいられなかった。

そして、それは予想通りにやってきた。
増田さんの捨て牌


を切った時点でテンパイなのだが、増田さんの手牌はというと
 ポン ポン
索子ではなく、萬子の混一なのだ。
場には索子が高かったので、
脇からはポロポロと萬子が零れていた。
おそらくは、誰も萬子の染め手だとは気付いていなかったのではなかろうか。

そして極めつけは次局だった。
6巡目に高村さんからのリーチを受けた増田さんの手は、
  チー
後ろで見ていた私は、打かな?と思っていた。
しかし、増田さんの選択は打
なんと2巡後、増田さんはこれをツモってしまうのだ。

ここをアガリ切る増田さんには今日は誰も勝てないだろうと
私の中では、今日のヒロインだと勝手に決め付けていた。

しかしこの時、本当のタイフーンが待ち構えていようとは、
この会場にいた誰もが、夢にも思わなかっただろう…

lead to the next chapter...

もうあとは、ウイニングランなんだろうと、
殆どを増田さんの後ろで観戦していた南2局でのことだった。

増田さん手牌
 暗カン
局を潰すだけの増田さんは、こっそりとダマで構える。

すると突如、一発逆転の国士でもやっているのかと思われた高村さんが、
と立て続けにポン。
まさかと思い、慌てて高村さんの背後に廻ってみた。
高村さん手牌
 ポン ポン ポン

 

―――――――――――――――――――――――――――――

協会に入会してちょうど一年が経った。
チャンピオンロードの運営も8回参加させて頂き、
今回初めて観戦記の担当をさせて頂くことになった。

HPにも載るものだから、私なんかに務まるのかと心配だが、
書きたくても書き切れないほどに見応えのある決勝に、
観戦記者としては嬉しい悲鳴を上げざるを得なかった。

これからも、協会選手や、一般の方々に楽しんで頂ける
大会作りをしていきたいと思っております。
次回は、9月23日(金・祝)『新人王シリーズ』です。
皆様、奮ってご参加下さい。

最後に、劇的な清老頭を披露して頂いた高村さん、
ご優勝、本当におめでとうございました!!

(文・藤井 真人)

 

当サイト掲載の記事、写真、イラスト等(npmのロゴ)の無断掲載を禁止します。(c) 日本プロ麻雀協会. ALL Rights Reserved. 管理メニュー