  
                    
                  ≪大会レポート≫ 
                     
                    みなさん、こんにちは!日本プロ麻雀協会の佐治敏哲です。 
                    今回はチャンピオンロード「新人王」シリーズ。 
                    去年に続き、私がレポート担当します。  
                     
                    8月中旬夏真っ盛りの暑い中、112名と多くのご参加ありがとうございました。 
                    去年は「メインゲスト」という響きに酔いしれ4回戦敗退。 
                    うーん、ちょっと格好悪いですね(笑) 
                    なので今回は密かにリベンジに燃えてました。 
                    結果は1→1→2→4→1→4で12位。 
                    決勝には残れませんでしたが健闘に満足しています。 
                     
                     
                    さて、決勝に進んだのは以下の4名。 
                    名波愼一プロ +253.2 
                    岡崎康三さん +226.0 
                    中西清史さん +225.5 
                    平林佑一さん +217.1 
                    (以下、敬称略) 
                     
                    トップの人が優勝と、とてもシンプルだ。 
                     
                    ○東2局 
                    5巡目、親の平林がテンパイ。 
                                    
                    打  ドラ  
                    一手変わり三色だが が河に2枚。 
                    ドラ1あるしリーチかなと思いきや、ダマテンに構えた。 
                    東1局に最終盤でカン の「のみ手」を曲げた人とはまるで別人だ。 
                    2巡後に を引きリーチ、見事4000オールをアガってみせた。 
                  ○東2局1本場 
                    平林が二の矢を放つ。 
                                  
                    ドラ  
                    これぞ最終形という美しい手だが、リーチはなんと6巡目。 
                    ここに名波が一発で飛び込んだ。 
                    現物なしのイーシャンテンで捕まり18000点。 
                     
                    ○東4局 
                    点数がない名波が親番。 
                    2巡目 
                                  
                    ドラ  
                    切られる を2枚ともスルー。 
                    ちょっと悠長に感じる。 
                    門前進行に、先制リーチなどのいい未来が想像しにくい。 
                    持ち点的にも小四喜やホンイツを狙いたいところだ。 
                    点棒のない親のオタ風仕掛けでドラが 。周りも踏み込みづらいだろう。 
                    あっさり流され南入となった。 
                  ○南2局 
                    58000点もちの平林が親。 
                    ドラの を仕掛け、場に緊張が走る。 
                    これをアガられたらギブアップだ。 
                    待ったをかけたのは中西。 
                    フリテンの両面リーチを打ち、終盤に500/1000のアガリ。 
                    親に望みを繋いだ。 
                     
                    ○南4局 
                    しかし思い通りにいかないのも麻雀の常。 
                    あっさりオーラスを迎えた。 
                  名波 △2700 
                    岡崎 19200 
                    平林 56200 
                    中西 27300 
                  岡崎は役満条件。 
                    中西は平林から倍満or役満。 
                    名波はラス親でひたすら連荘だ。 
                  先制テンパイは平林。 
                     と の役なしシャンポンをダマテンにし、国士の人の1枚余りに対応してオリ。 
                    名波は両面3つの2シャンテンがなかなか進まない。 
                    ようやく1シャンテンになった時には、巡目が遅すぎた。 
                    とうとう両面が埋まることなく流局。 
                    全員ノーテンで幕を閉じた。 
                     
                    優勝は平林佑一さん!おめでとうございます! 
                    3回戦から5連勝での優勝はすごすぎます! 
                    友人の勧めで、今年からチャンピオンロードにフル参加だという。 
                    牌捌きがキレイで、淡々と打つ姿が最高でした。 
                     
                    さて、次回のチャンピオンロードは9/23(月祝) 
                    「オータムチャンピオンシップ」シリーズとして、歴代優勝者をゲストに迎えます。 
                    協会員も多数参加、もちろん私も参加するつもりです。 
                    みなさまのご参加、心よりお待ちしています! 
                                                                                      (文・佐治敏哲) 
                      
                   
                   
				  
				  
                   
                   
                  
                    
                   
                  				  
                   
				    
   
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