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                  こんにちは!今回は18期前期入会の清水堅斗がレポートを担当させていただきます。 
                     
                    11月4日(月祝)にチャンピオンロード日本オープンシリーズが開催されました。 
                    今回は銀座柳本店・勝どき店合計で106名の方にご参加いただきました。 
                    また、麻将連合μより第17回日本オープン優勝の下出和洋プロにもお越しいただきました。皆様、誠にありがとうございました。 
                    同日には最高位決定戦最終日が行われている最中、銀座柳本店でも熱い戦いが繰り広げられていた。 
                    この日は珍しく3回戦が終了した時点で3連続トップがいない。 
                    その後もトータルポイントが大きく差がつくわけではなく、混戦状態であった。 
                    その中、決勝卓に残ったのは以下の4名 
                    東家 森嵜翔 プロ     +223.0 
                    南家 武田定信 さん    +253.2 
                    西家 畠弥峰 プロ     +230.0 
                    北家 松尾政人 さん    +186.9 
                    (以下 敬称略) 
                   
                    ○東一局 武田と松尾に注目。 
                    武田は麻雀企業対抗リーグ戦(リンクhttps://mcl.amebaownd.com/)にも参加している。 
                    最近開催された矢島亨プロによる勉強会に武田と松尾は参加していたらしく、顔見知りだという。勉強会に参加すると決勝卓に残れるのだろうか。 
                    (協会員への講師依頼等ございましたら本人もしくは事務局までご連絡下さい。) 
                  さて、東一局。 
                    武田は9巡目 をポン、10巡目 をチー、同巡松尾からツモ切られたドラ をポンして3副露満貫確定の状態。 
                     
                    一方、ドラを切った松尾の河はこんな様子。  
                           
                        
                     
                     
                    松尾はその後16巡目に 待ちでテンパイ。 
                                  
                     
                     は武田にポンされているだけで河にはきられていない。1枚残り。 
                    テンパイしても松尾の手が震えることなく堂々としていることから、心の強さと長年の経験がうかがえる。 
                    しかし、この局は流局に終わるのであった。 
                  ○東3局 森嵜(18期前期)と畠(18期後期)に注目 
                    2巡目にドラが重なった畠は をポン。 
                    親番で1牌のロスもしたくない畠は安全牌を抱えず大きく広げている。 
                    そこへ先輩の森嵜がちょっと待ちたまえと言わんばかりに 
                                  
                    ドラ  
                    の立直が入る。 
                    一発で畠から が打たれ8000点のアガりとなった。 
                     
                    ○南3局 持ち点200点の畠の親番。 
                    畠は7巡目に 
                                  
                    ドラ  
                    の立直をかけ、見事2000オールをツモりアガる。 
                    このアガりをきっかけに、畠は 
                    1本場 タンヤオ 赤 2900は3200。 
                    2本場 南 赤 ドラ 2000オールは2200オール。 
                    をアガり17000点まで回復する。 
                     
                    ○ 南4局 
                    アガれば優勝の西家武田は 
                            
                        
                        
                    ドラ  
                     - のテンパイ。 
                  とにかく連荘が必要な東家松尾は 
                               
                        
                    ドラ   
                     の後づけのテンパイ。 
                    しかし、この局は流局に終わるのであった。 
                     
                    ○南4局1本場 
                    松尾36100 (+186.9) : +56.1 = 243.0 
                    森嵜20000(+223.0) : △20.0 = 203.0 
                    武田30700(+253.2) : +10.7 = 263.9 
                    畠  13200(+230.0): △46.8 = 183.2 
                    上記のような点棒状況でそれぞれまだ条件は残っている。 
                     
                    その中、いち早くひっそりと優勝への王手を掛けたのは武田。 
                    11巡目 
                                  
                    ドラ   
                    平和赤ドラのテンパイ。ダマテンに構えた。 
                     
                    14巡目。森嵜にも優勝への王手を掛ける跳満確定のテンパイが入る。 
                                  
                    ツモ  ドラ  
                     
                    七対子赤赤ドラ2だが、森嵜はツモるor松尾からの直撃という条件がある。 
                      、両方とも生牌である。 
                    アガれば優勝の武田は西家。森嵜は 単騎に受けダマテン。 
                    巷ではイーソーは麻雀牌の中でも異彩を放つ図柄だからなのか、特別な信仰をもつ人もいるらしい。 
                    次巡、無情にも松尾から がツモ切られる。。。 
                    その同巡、畠から立直の発声の後切られたのは 、これもアガれない。。。 
                     
                    立直をかけた畠の手牌は 
                                  
                    ドラ   
                    倍満ツモ条件なので、一発or裏ドラが必要であったが、しっかりと一発でツモアガり、見事優勝を飾ったのであった。 
                     
                    畠本人は対局後「正直、アガれると思っていなかった」と話していたが、赤ドラを用いず美しい手役で優勝を飾ったこのアガりはなんとも趣深いなあと感じた。 
                    改めて畠プロ、本当におめでとうございます! 
                  次回は 1月13日(月祝) 雀王シリーズになります。 
                    次回もたくさんのご参加お待ちしております。 
                                                                                               (文・清水 
                    堅斗)  
                      
                   
                  
                    
                   
                  				  
                   
				    
   
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