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≪大会レポート≫

【担当記者:柳田 憲昭】

皆さん、お久しぶりです。
チャンローの申し子こと柳田憲昭です。え?なんでチャンローの申し子かって?
いやね、実は入会初年度に年間2勝という前人未到の記録を打ち立てたんですよ。
それがのちに創設される雀王リーグ特別昇級の条件になるわけです。

チャンローの常連さんは柳田の記録を知っている方もいて、たまにそのネタで盛り上がるわけです。
まぁ知らない人がほとんどなので、ここで再度アピールしておきます。
俺がミスターチャンローだ…

しかし、そのあとはずっと運営をしていたので初年度以降、チャンローは出ていなかったんですよね。
いわゆる勝ち逃げってやつです。

だが、今年からまたリーグ戦の特別昇級も狙って出てみようかなということで、今年のシリーズはすべて参加することに…
勇んで出場したもののそうやすやすと優勝は無理でした。
だって、柳田が優勝した時は1会場だったけど、今は2会場で参加者2倍近くでしょ…

ということで、焦点はグランドチャンピオン大会進出に。(実はグランドチャンピオン大会で優勝しても特別昇級します!)
柳田の今シリーズの目標はグラチャンポイントを2ポイント以上とること。
結果はですね。35位で3ポイント獲得し、最終的に35位フィニッシュと。
大会としては負けましたが、目標は達成しました。

と、ここまで半分ぐらい自戦記を書いてしまったので、ここからまじめにレポートをお届けします。

今回のシリーズは女流雀王シリーズということで、歴代女流雀王の方々がお集まりになりました。
第3・6期の崎見百合プロ、第11期の富本智美プロ、第14期の佐月麻理子プロ、第7・8・15・16期の朝倉ゆかりプロ。
そして第17期から連覇中の現女流雀王、逢川恵夢プロの5名の参戦。
参加者は総勢101名ということで、今シリーズも大盛況での開催となりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

ということで、決勝に飛びます。
決勝進出者は以下の4名!

まずは、流石としか言いようがない本日のメインゲストで現女流雀王の逢川恵夢プロ。
印象的なのは、開会の紹介時の挨拶からとばしていたこと。

続いては、第18期後期入会の宮下亮介プロ。
国士無双をふりこんで、国士無双をアガって、決勝にたどり着いたとのこと。

もう一人協会員として決勝に残ったのが、第18期前期入会の森山プロ。
情報がなかったので調べてみたところ、入会から順調に昇級している強者のようです。

一般参加から唯一の決勝進出となったのは、三宅桜さん。
柳田は3回戦で同卓して、オーラスにトップをまくられ、3連勝を献上しました。

(以下、敬省略)
決勝は、トップ取った人が優勝というシンプルな条件となりました。

今回は印象に残った1局をご紹介。

南1局
西家のトップ目の逢川がテンパイ一番乗り。
ドラ
ピンフドラ赤の手です。教科書通りなら、ピンフ+2ハンは即リーチ。
少考して、逢川は牌を縦に置く。
これは巧みだなと思いました。

この局面、リーチしても親はオリなさそう。
逆に脇の二人は降りてしまいそう。
そうなると、親との一騎打ちになる。
リャンメンテンパイで、高めのならヤミテンマンガン。
黙っていれば、が拾えそうでもある。

それと、道中一度はソーズを1雀頭1メンツに固定する場面もあり、ドラ筋のリャンメンにあまり自信がなさそう。
諸々を加味し、ダマで構える。
その1巡後、親からリーチが入る。

こうなると、親リーチの現物でもないので、逢川はもうダマテンにしている意味もなく、持ってきた親の宣言牌をツモ切りリーチ。
あーこの局が勝負局なのかなと思っていたら…
持ち点が2800点で現状ラス目の南家の宮下の様子が変だ。
2軒リーチ後に通ったをポンし、道中テンパイ外しからの清老頭テンパイ。
ポン
と、その刹那、逢川が掴んだに親の三宅からロンの声。
ロン ドラ 裏ドラ
逢川の苦悶の表情…(清老頭に振り込むより良かったですよと心の中で思う)

その後、宮下が親で逢川から12000、18300と直撃し、一気に加点。
オーラス、ここまでほとんど出番のなかった親の森山は連荘するのみ。
マンガン出アガリが必要な宮下は使いにくいドラを物ともせず、赤3を引き入れ簡単に条件クリアで勝負を決める。
チー ポン ドラ
ということで、優勝は18期後期入会という新人の宮下プロでした。
おめでとうございます!

これで、今期のチャンピオンロードはすべて終了となりました。
また来期も皆様のご参加をお待ちしております。

残すところは、選ばれた戦士によるグランドチャンピオン大会のみ。
みんな強いんだよな…
こんな柳田ですが、皆様、応援よろしくお願いいたします。

 

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