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プロアマ交流オープン戦である東北チャンピオンシップも第9回を迎えました。
今回は東北在住のプロ以外にも日本プロ麻雀協会代表の五十嵐毅・人気女流プロの松嶋桃の両名が参加いたします!

≪大会レポート≫

第10回目となる東北チャンピオンシップが、1月13日(日)今回も仙台のまあじゃん学校にて行われた。

東北チャンピオンシップは第2回からはプアマ混合で行われ、予選4回戦(50分+1局)を戦い上位8名が決勝(ポイント持ち越し・60分+1局)へ、優勝者には日本オープン本戦シードが与えられるシステム。

今回は、当協会の五十嵐毅代表、愛内よしえプロがゲスト参戦。
そして今回は麻将連合から大居大介ツアーも友情参戦。

後から思えば、まあじゃん学校移転後初、そして記念すべき10回目のこの大会。
さらに今年は平成最後ということもあり、節目だらけの大事な大会でした。

総勢44名の熱い雀士達の戦いが、今年もまた繰り広げられた。

その激戦を制し、
予選1位 【今回初参戦】      小山 健人+152.2
予選2位 【第14期最強位】     郷内 武広+147.7
予選3位 【山形から初参戦】    杉山 勝弥+140.7
予選4位 【2times チャンピオン】 佐藤 達也+86.7
予選5位 【仙台のお母さん】    佐藤 あつ+82.6
予選6位 【第12回野口賞】     愛内 よしえ+76.1
予選7位 【北の黒豹】        山本 政樹+74.9
予選8位 【山形の風雲児】     白石 亮輔+72.4
の8名の雀士が、見事決勝へと駒を進めた。(敬称略)

決勝は、小山・杉山・佐藤(あ)・山本のA卓(予選奇数順位卓)、郷内・佐藤(達)・愛内・白石のB卓(予選偶数順位卓)で開始された。

ポイント差もそこまでなく、各卓ほぼ卓内トップを目指し別卓の結果次第という戦い。とはいえ通常ならば下位陣は卓内トップラスも決めめなければならない。しかし今回は団子状態とも言っても良いポイント状況なので、8人全員に優勝が見えるといって良い決勝となった。

決勝B卓は、愛内→佐藤(達)→郷内→白石の並びで開始された。

東1局、北家・白石と南家・佐藤のリーチを掻い潜り、親・愛内がトイトイの3900点の出アガリ。
東1局1本場は、リーチをかけた西家・郷内と追いかけリーチの東家・愛内の二人聴牌で流局したものの、

東1局2本場 供託2000点
親・愛内がリーチ。仕掛けていた西家・郷内から
ロン ドラ
12600点のアガリ。
愛内は手なりで進めず、打点を見た見事なアガリだった。
郷内としても、リードがある故のプッシュであっただろうが、これは痛かったはず。

そして、東1局3本場、愛内と佐藤の二人聴牌を挟み、 東1局4本場。
早く愛内の親を流さなくてはと、南家・佐藤が
チー ドラ
で応戦するも虚しく、またもや愛内のアガリ。
ツモ チー ドラ
2000は2400オール。
と、愛内の親が続き早くも東1局で5万点オーバー
愛内強しっ!
これはたまらんと、東1局5本場、南家・佐藤が、のみながら1000点は2500点を愛内から出アガリし、やっとの思いで次局の親番へ繋ぐ。

しかし東2局 南家・郷内が7巡目リーチ、これを北家・愛内が一歩も引かない構えでドラ切りリーチで追っかけるも郷内が愛内からリーチ・ドラ3の8000点を出アガり、佐藤の親が流れる。

東3局も東家・郷内がまたまた7巡目リーチ。これを愛内から、メンピンオモウラの12000点の出アガリ。両者一歩も引かずバチバチだ〜!

そして続く東3局1本場
またも東家・郷内が8巡目リーチ。北家・佐藤も10巡目に追いかけるが、東家・郷内が高めツモの4100オール。
ツモ ドラ
東3局2本場も東家・郷内が8巡目リーチ(笑)
2900点は3500点を西家・愛内から出アガリ。
最強位キターーーーー!!

東3局3本場、愛内vs郷内の様相を呈する中、じっと堪えていた南家・白石が9巡目リーチ。
リーツモチートイオモ2ウラ2の倍満ツモで一矢報い、次局の親番へ望みを託す。

しかし東4局は、愛内のリーチを郷内がタンヤオでしかけて300-500でかわし、白石の親は流れる。

南1局は、リーチの北家・白石、ドラポンの西家・郷内と東家・愛内の3人テンパイで流局。
南1局2本場、国士に向かっていた南家・佐藤から、西家・郷内がダマテンでピンフを出アガリ。
1000は1300+供託1000点をアガり、きっちり局を進め南2局。

ここで試合時間残り5分。決勝はプラス1局なので、おそらくこれと次が最後の局になるだろう。
ということで、各自の点棒状況は以下の通り。
愛内19000
佐藤10100
郷内43900
白石27000

南2局は白石と愛内の二人テンパイで流局し、最終局へ。

南3局1本場
東家・郷内がダマテンでとどめの一撃
ツモ ドラ
4000点は4100点オール…ドヤッ!!
B卓は、トップ郷内・2着白石・3着愛内・4着佐藤
という結果になった。

別卓のライバル小山がトップでなければ、郷内の優勝なのだが、A卓では激戦を制し、予選1位通過の小山がトップをとっていた!
果たして気になる結果は!?

優勝・郷内 武広+222.4(予選2位)
準優勝・小山 健人+205.6(予選1位)
第3位・杉山 勝弥+97.5(予選3位)
第4位・山本 政樹+87.8(予選7位)

『第10回東北チャンピオンシップの優勝者は郷内 武広プロ!』
となりました!いや〜強かった!まあじゃん学校移転後初、そして記念すべき10回目で平成最後という節目だらけの大事な大会を制したのは、郷内プロでした!おめでとうございます!

郷内プロといえば、知る人ぞ知る第14期の最強位。
その時の仙台のアマチュア予選の決勝で筆者・東海林がオーラス、一発or裏1条件で二発目ツモ裏のらずのアガリを決め郷内を最強戦へ送り出し(笑)優勝して来てくださいね!なんて言ったら本当に優勝して、びっくりたのは良い思い出です。もう20年近くも前の話になりますが…。
Mリーグが始まるのがもうちょい早ければ、もしかしたら郷内が選ばれていたかもしれないですね(^^;)

最近では郷内先生というイメージが強いですが、プレイヤーとしてあの時の様に久しぶりに強い郷内を見たとみんな思ったのではないでしょうか?代表もそうおっしゃってました(笑)

それでは、参加された皆様、お疲れ様でした!
次回の第11回東北チャンピオンシップでお会いしましょう!
終了後は恒例の牛タン&セリ鍋が待ってますよ!ではでは〜(^o^)v
                                                                        (文・東海林 公紀)


 

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