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1回戦(矢島-吉田-堀-金)
堀が七対子をテンパイ。
ドラ
直後の10巡目、テンパイした吉田が即リーチ。
このリーチの現物ということもあって堀はヤミを続行。14巡目にツモアガリ。
東2局、ドラ。8巡目の堀、
ホンイツに向かう切り。 親の吉田がを切ってドラ待ちのリーチ。
堀がこれをチー。 さらに矢島の切ったをポンしてテンパイ。
堀がツモで2局連続の満貫。
東3局、ドラ2の配牌をもらった吉田がそのドラを1枚切ってリーチ。
渋々のテンパイ取りの感がある。 親の堀がテンパイ。
役無しヤミテンのところに無スジのをツモって小考。 を切れば三色になるがそのままツモ切った。 モロ筋引っ掛けを警戒した面もあるだろうが、ツモでタンヤオ変化もあるので、単純に待ちをせばめたくなかったのだろう。
このをチーしたのが金。
チンイツに向かっての仕掛けだったが、この後止めたにがくっつきタンヤオでテンパイ。
矢島の1人ノーテンで流局。
1本場、ドラは 堀が驚愕の仕掛けを入れる。
捨て牌にはがある。 それだけには鳴きやすいともいえるが、アガリよりも子方3人にプレッシャーを与えるほうが主目的だろう。 出ていない翻牌はすでにドラのだけなのだ。 矢島が待ちのピンフを張るが、堀にドラのダブ濃厚と見える仕掛けを入れられた後ではリーチといけず。 ヤミのまま吉田から出アガリ。
東4局、ドラ 親の金、早々と3枚目が打たれたを仕掛け、ドラのを切る。
堀がリーチ。
15巡目、金がを引いてようやくテンパイを入れた直後に堀がを引いて1000/2000。
南1局、ドラ 48000点持ち、ダントツの堀がカンをチーしてバックの仕掛け。
ドラトイツの金がリーチ。
これに対しチーでテンパイを入れた堀は押しまくる。 しかし、14巡目にを引くと通っているを抜いた。
だが次巡を引き戻すと勝負。 この1巡の間に2枚切れだったがもう1枚打たれ、ワンチャンスになったこと。 残り3巡でのテンパイ押しは危険だが、残り2巡ならばテンパイ料と見合うとの判断と思われる。 金と2人テンパイ、ノーテン罰符すら吐き出さない。
矢島の親は流れて吉田の親となった南2局1本場は点棒の動きは地味だが濃厚な局だった。 純チャン狙いの北家・矢島が7巡目にを手放す。 ドラがトイツの金がこれをポン。
金のポン出しを親の吉田がポン。
場が一気に活性化した中、堀は以下の手牌に。
吉田のツモ切ったをチーして喰い三色。 テンパイを取るかと思ったら、打と雀頭を崩した。 金、吉田ともにが危ないと読んだのだろう。 この止めが場を支配する。 金がをチーしてテンパイ。
チーされた瞬間、堀は「しまった、素直に切ればよかった」と思ったかもしれない。 と引き入れテンパイしていた吉田がをツモる。
長考の末、これを止めて切りとした。 マンズをと晒した現在、マンズは無しと読めばは大本命である。
矢島はドラのを掴まされメンゼンテンパイは無理と判断しドラタンキの形テンを入れたが、ここもを掴まされマンズの出来メンツを払って撤退。 そして、堀がをひょっこりツモってテンパイしていた。
金はをなかなかツモれない。その間に吉田が再びテンパイ。
ツモ
がもとより危ないと見ているのだ。 金がを打っていることもあり、出ていくのはしかない。 堀の喰い三色のみでのアガリという地味な1局だが、堀の打たずから始まり、それに呼応した吉田と矢島の粘りは観ていて息苦しくなるほどだった。
南3局1本場、ドラ 親の堀がホンイツをテンパイ。
で7700、で5800だが、が出ると隙なくチーして7700確定の3メンチャンに変化。
しかし、結果論だけでいうとこの局に限っては待ちカエせずが正解だった。 がすぐにいたし、は吉田が、は金がアンコだった。 その金がリーチ。
堀が掴んで2600+300放銃、堀が点棒を支払う姿が初めて画面に映った。
オーラス、ドラ 持ち点はラス親の金が22900、矢島14300、吉田12400と接戦。 堀は5万点を超え雲の上である。 下が近い矢島、3着キープで良しとしてタンヤオで仕掛ける。
吉田がリーチ。
安目のツモでも3着浮上だが、三色のツモなら一気に2着。 親の金がすぐに追いつく。
がリーチの現物なのでヤミテン。 がアンコになった矢島がこれは打てないと打でタンキにすると、すぐに吉田がを持ってきて終局。
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