
第12回チャンピオンロード
~メンバーシップ感謝祭~
【優勝】星野 仁史さん 【2位】畠 弥峰 【3位】はじめ 【4位】清水 堅斗
決勝レポート
【担当記者:川又聖也】
皆様、お初にお目にかかります!
日本プロ麻雀協会21期の川又聖也です!
今回、初めて決勝レポートなるものを執筆させていただきます。
温かい目で読んでください。
さて4月23日(日)に開催された、
第12回チャンピオンロード〜メンバーシップ感謝祭〜
協会からの参加ゲストはこちらの方々。
・冨本智美
・庄司麗子
・藤森ナオ
・三浦ももこ
・山本亜衣
・新倉和花
ゲスト全員が女流プロと、非常に華やかな光景でしたね。
私も1参加者として参戦しましたが、5回戦敗退でした。
+100.0ptと非常にキリが良い数字で負けたので、何故か晴れやかな気分でした。
嘘です。すごく悔しかったです。
さて、ゲストプロのうち準決勝(6回戦)まで残っていたのは庄司pただ1人。
そんな庄司pと準決勝卓を囲んだのは以下の選手。
(括弧内は6回戦開始時のポイント)
・清水堅斗p (+203.1pt)
・星野仁史さん(+137.1pt)
・五十嵐毅p(+105.5pt)
現在トータル首位の清水p、一般参加の星野さん、そして五十嵐代表とアツい展開。
そこで私の独断と偏見でこの卓を準決勝注目卓にしました。
ちなみに庄司pのポイントは+147.6pt。
決勝進出ボーダーを考えると、清水p以外の3選手はトップが欲しい状況。
清水pはラスを引かなければほぼ通過。
東4局時点で五十嵐代表が47500点持ちのトップ目。
これは五十嵐代表の決勝進出があるかと思った矢先、事件が、、、。
東4局2本場、2着目につけていた星野さんとラス目の庄司pからそれぞれリーチ。
最後のツモ番でもお互いツモれず流局かと思われましたが、五十嵐代表のチーによって星野さんにもう一度ツモ番が、、、。
「ツモ。8000/16000は8200/16200」
ツモ
なんと四暗刻が炸裂。
一気にトップ目に立った星野さんがそのまま逃げ切り、清水pと共に決勝進出を決めました。
そして準決勝を経て決勝卓に駒を進めたのは以下の4選手!
・畠弥峰
・はじめ
・星野仁史さん
・清水堅斗
条件は至ってシンプル。トップ取った人が優勝!
星野さん-清水p-はじめp-畠pという並びで決勝卓がスタート!
【東1局】ドラ
先ほど四暗刻を和了し、波に乗る星野さんの親番。
7巡目には、
メンホン・・
でツモれば6000オールの
待ちの聴牌。
追い風が吹いてます。
そこに清水pからリーチ。
清水pのリーチ宣言牌をはじめpがポンして聴牌。
3軒聴牌でいきなりの勝負所。
星野さんのツモは、なんと。
ツモ
は清水pの現物だったこともあり、星野さんはそのままツモ切り。
はじめpがこれを捉え、3900の和了で先制。
【東2局】ドラ
まず仕掛けたのは畠p。
ここからをポン、
をチーして以下の形。
が2枚切れかつ
がドラのため、聴牌とらずの打
。
畠pの華麗なる和了が見られるかと思っていたところに星野さんからツモ発声。 ツモ
畠pが欲しいを抑えきり、見事ツモ・
・赤・ドラの2000/4000。
先ほどの放銃を倍にして取り返しトップ目に。
東3局0本場は星野さん、はじめp、畠pの3人聴牌で流局。
【東3局1本場】ドラ
ここまでやや劣勢を強いられている清水pにチャンスが到来。
8巡目に聴牌し即リーチ。
一方、親番のはじめpも十分形の一向聴。
親番でこの手牌、引くわけにはいかない。
しかし清水pの待ちであるは全て山に生きている。
はじめpがを掴み、清水pへの放銃となってしまう。
裏ドラも乗り8000、清水pが2着目まで浮上する。
東4局は星野さんが1300/2600を和了し、若干のリードを持った状態で南入。
星野さん:34300
清水p:26000
はじめp:18300
畠p:21400
星野さんがリードしているとはいえ、赤が入ったこのルール。
まだまだトップの行方は分からない。
【南1局】ドラ
勝負を分けたのはこの局だっただろう。
まずは畠pの配牌がこちら。
はいずれも役牌。
ドラを重ねるか赤を引くことができれば満貫が見える。
思惑通りにを鳴くことができこの形。
さらにドラのを重ね、10巡目に満貫聴牌テンパイ。
そこに待ったをかけたのは、はじめp。
ドラ3内蔵の配牌から7巡目にこの形。
ここで上家の清水pから出たをチーして打
。
手形がやや重いことを踏まえ、タンヤオで仕掛けられるようにした柔軟な一打。
さらにをポンしてイーシャンテン。
トップしか意味のないこの状況。
お互いに絶対負けたくない。
さてそんな中、まだまだ加点したい親番星野さん。
やや苦しい配牌だったが、丁寧に手を作り11巡目に追いついた。
ここは冷静にダマ聴を選択。
13巡目にと入れ替え、こちらもツモれば満貫の勝負手に。
勝利の女神は誰に微笑むか。
「ツモ。4000オール」 ツモ
この勝負を制したのは、星野さん。
この加点で一気に突き抜けた。
南2局、南3局はいずれも散家の和了。
星野さんがリードを保ったままオーラスを迎える。
星野さん:44000
清水p:15100
はじめp:19800
畠p:21100
【南4局】ドラ
各者の条件は以下の通り。
■清水p
星野さんから倍満
それ以外からの出和了は役満以上
ツモは3倍満以上
■はじめp
星野さんから倍満
それ以外からの出和了は役満以上
ツモは倍満以上
■畠p
親番につき連荘
■星野さん
上記以外の結果、もちろん和了れば優勝
なんとしても連荘したい畠p、4巡目にはこの形。
10巡目、はじめpから切られたドラのをチーして
バックの聴牌を入れる。
しかしこのははじめpと持ち持ち。
そしてこの時すでに星野さんが聴牌を入れていた。
そして13巡目にをツモ。
1000/2000の和了で見事優勝をもぎとった。
星野さん、優勝おめでとうございました!!!
プロ3人を相手に堂々たる優勝!
かっこよかったです。
私もこの決勝卓という場に立ってみたい。
改めてそう思いました!
さて、次回のチャンピオンロードは、2023年5月28日(日)です。
また熱い戦いが繰り広げられることでしょう。
皆様のご参加を心よりお待ちしております!
【現在までのGCポイント】※第1戦終了時
今回は『メンバーシップ感謝祭』ということで、
スタンダード会員は1,000円割引 / ゴールド会員は2,000円割引にてご参加いただけます!
参加ゲスト
-
- ■柳本店
- 冨本 智美
- 庄司 麗子
- 新倉 和花
-
- ■柳銀座2丁目店
- 藤森 ナオ
- 三浦 ももこ
- 山本 亜衣
第12回チャンピオンロード開催要項
- ■日程 ※変更の可能性あり
- ・第1戦:2023年4月23日(日) ⇒ メンバーシップ感謝祭
- ・第2戦:2023年5月28日(日) ⇒ 新人王シリーズ
- ・第3戦:2023年7月23日(日) ⇒ 日本オープンシリーズ
- ・第4戦:2023年8月27日(日) ⇒ 雀王シリーズ
- ・第5戦:2023年9月24日(日) ⇒ オータムチャンピオンシップシリーズ
- ・第6戦:2023年11月3日(金祝) ⇒ 雀竜位シリーズ
- ・第7戦:2024年1月28日(日) ⇒ 女流雀王シリーズ
- ・2024年3月2日(土) ⇒ グランドチャンピオン大会
- 10:30~10:50受付、11:00 競技開始 ※全日程共通
- ■会場
- 各シリーズ:柳『銀座本店』『銀座2丁目店』(2会場で開催予定)
グランドチャンピン大会:スリアロチャンネルにて生放送 - 【銀座本店】
- 東京都中央区銀座1-14-11 銀松ビル2F
最寄り駅:有楽町線 銀座一丁目駅10番出口 - 【銀座2丁目店】
- 東京都中央区銀座2-10-5 銀座オオイビル3F
最寄り駅:銀座線 銀座駅 / 有楽町線 銀座一丁目駅 / 都営浅草線 東銀座駅
- ■参加費
- 各回6,000円
※メンバーシップゴールド会員:4,000円
※メンバースタンダード会員:5,000円
ルール&システム
- ■ルール
- チャンピオンロード公式ルール
(一発・裏ドラ・赤ドラあり。順位ウマ10-30・オカあり) - ⇒ ルールの詳細はこちら
- ■システム
- 大会形式による半荘戦を4回行い、成績上位者が5回戦へ進出。
28~32名※で半荘1回を行いベスト12、さらに半荘1回を打って上位4名が決勝へ進出。
最後に決勝1半荘を打って優勝者を決定します。
※参加人数によって変動する場合がございます。
※ポイントはすべて持ち越しとなります。