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13回戦(大島-逢川-佐月-澄川)
東1局、起家の大島がまとめやすい手をもらい4000オールのアガリで好スタートを切る。
ツモ ドラ 裏ドラ
しかしこの後、佐月が怒涛の3連続ホーラ。 東1局1本場はリーチツモタンヤオの1000/2000。 東2局は以下の形から4巡目に出たをポン。
ドラ
すでにが2枚切れなので、ホンイツよりトイトイに向かう。 さらにも鳴け、とのシャンポンテンパイ。 これは山に3枚残っている絶テンだったが、唯一手牌に使われていた澄川からが打ち出された。
ロン ドラ
東3局の親番ではホンイツテンパイ。
2900の手だったが、終盤にツモ打でシャンポンにした直後、ラス牌のをツモって4000オール。あっさりと大島をまくった。
南1局ではピンズが安いこともあり、手替わりを待たずに打で即リーチ。
ツモ ドラ
裏ドラも乗らず1300だが、ライバルの大島の親を落とす。
ラス前、佐月の親番。 点棒状況は佐月44600、大島32800、逢川・澄川ともに11300。 逢川が自風のとをポン、明確にピンズのホンイツでタンキ待ちのテンパイ。 これに飛び込んだのは親の佐月。自分で切っている1枚切れのを掴んだ佐月、一旦は耐えるも打点の見えるイーシャンテンになったところでを切り逢川への放銃となる。
この半荘終了後「あんな打つ人いる〜?」と言っていた佐月だが、深刻な顔ではなく笑顔であった。 大島の仕掛けならばオリていたはずだが、逢川にならば満貫を打ってもまだトップである。 勇み足というよりは佐月らしい積極策ではあったが、大島にしてみれば3800差に下りてきたくれたわけで、やる気の出るオーラスなのだが、手材料が入らない。 逢川はハネ満ツモ以上でないと着アップがない。 あとは親番の澄川だが、10巡目に待望のテンパイ。しかしリーチ打牌のは、たった今テンパイを入れた佐月のロン牌だった。
佐月、前日から続いていた4連続ラスからの復活を6回目のトップで飾った。
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