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大会観戦記

街を彩る赤と緑の木々が、
杜の都にこの季節の到来を告げる。

今年も東北チャンピオンシップの季節がやってきました!

今年はあの3.11の大震災により、誰にも忘れる事のできない、
特に東北の人にとっては特別な年になってしまいました。

皆々様には未だに多大なるお心を寄せていただいておりますが
今日は我々が如何に健在であるかを示し、東北の元気を全国にお届したいと思います!

大会のシステムは去年と同じ
予選4回戦を戦い上位16名が準決勝へ
ポイント持ち越しで1半荘行い、上位4名が決勝へと進めます。

プロアマ混合のこの大会ですが去年は一般の方が優勝。
さてさて今回もアマの方が優勝するのか、それともプロが意地を見せるのか・・・。

予選4回戦を終えたところで、プロの通過率は・・・なんと100%!(5名)
トップ通過はやはりと言うべきかこの男、郷内 武広プロ。
元最強位の実力は伊達では無いのです。

さて準決勝一回を行い、決勝を戦う4人が決まりました!

1位通過、及川 和希プロ。

陸奥の音速弾の異名どおり、
マシンガンの如き怒涛の攻め
と喋りが持ち味。
初の決勝の舞台にやや緊張気味!?

2位通過、鈴木 芳洋さん

実はかなり場慣れをしている
知る人ぞ知る東北の実力者。
前日、決勝に残ったら辞退する
とおっしゃっていた様な
いないような・・・。

3位通過、郷内 武広プロ

経験値では他を圧倒的に凌駕する
(年齢的にも)当然の大本命。
危なげなく決勝へ駒を進めた。
元最強位の実力は伊達(以下略)

4位通過、板倉浩一プロ

出場3回目にして初の決勝。
牛タンを食べるためだけに仙台へ来てるわけでは無い事を示せるのか!?

御覧の通り4人中、プロが3人残った決勝。
一般でただ1人勝ち上がった鈴木さんには
否応なく周りの期待が寄せられます。

さてさてここまでのポイントは以下のとおり

及川 和希 +249.5p
鈴木 芳洋 +206.4p
郷内 武広 +162.1p
板倉 浩一 +140.7p

座順、及川→板倉→鈴木さん→郷内の回りで決勝戦の始まりです!

東1局
開局早々事件勃発!

トータルラス目の板倉のリーチにトータルトップ目の及川が飛び込む。
 ロン ドラ 裏ドラ
メンピン一通に裏が2枚乗って、僥倖の12000!
及川は初の決勝の舞台に頭が真っ白になっていたようだ
精神がおぼつかない内に、致命の一撃を喰らってしまった。

東2局
少しでも点数を取り返したい及川。
積極的に仕掛け、テンパイを入れるも丁寧に手を進めた鈴木さんが終盤にリーチ。
これをあっさりツモリあがる。
 ツモ ドラ 裏ドラ
リーチツモドラ1で1000・2000。

東3局
現在トップ目の板倉は鈴木さんを沈める事が次なる条件。
鈴木さんが親のこの局、親の上家ながらも積極的に鳴きを入れる。
しかしアガったのは、我慢を重ねて面前のテンパイを入れた及川。
 ツモ ドラ 裏ドラ
裏を乗せて、1300・2600。

東4局
ここまで郷内は大人しい。
ラス親を引いた事も手伝い、なるべく静観を決め込む大人の戦略か?
さすが元最強位の実力(以下略)

そんな中この局を制したのは、またもや及川。
終盤にリーチして、カタキの板倉からアガる。
 ロン ドラ 裏ドラ
見事に立ち直った。リーチ白で2600。

南2局
及川が開局の事件より立ち直り、混戦の様相を示し始めた。
しかしここで来るのがやはりこの男、郷内である。
 ツモ ドラ 裏ドラ
リーチツモ南ドラ1で2000・4000。
これにより及川は、這い上がりかけていた崖から再び突き落とされる。
この局面でこのアガり、さすが元最強位の…(以下略)

南2局
郷内のアガリにより、実は条件が楽になった板倉。
後は自身のトップを確定させるだけ。
この親番は大事にしたいところだが、鈴木さんから先制リーチ
丁寧に廻し追いつくも、直後鈴木さんがツモ和了。
 ツモ ドラ 裏ドラ
板倉にとっては大きな痛手。
鈴木さんにとっては優勝にぐっと迫る、大きな大きな2000・4000。

南3局
後の無い及川が、ドラ絡みのツモり三暗刻の大物手リーチを敢行。
 ドラ

しかし、ここは郷内が巧みに1000点で捌いた。
 ポン ロン ドラ

親の連荘一切無しでスムーズに局は進み
残すはオーラス1局のみとなった。
ここまでの点棒状況は以下のとおり

鈴木 芳洋 33400
郷内 武広 30700
板倉 浩一 23100
及川 和希 12800

トータルポイントではこう
鈴木 芳洋 +259.8
及川 和希 +202.3
郷内 武広 +172.8
板倉 浩一 +133.8

条件はそれぞれ、
及川は倍満ツモ、鈴木さんから跳満直撃
板倉は跳満ツモ、鈴木さんから満貫直撃
ラス親の郷内はただアガりつづけるのみ。

さて長い、長いオーラスの始まり始まり〜。

オーラス
ラス親の郷内が先制リーチ
 ドラ
も静かに流局。

オーラス1本場
「リーチ!」
誰しもが耳を疑った。
なんと親の郷内が驚愕のダブルリーチ!

これに飛び込んだのは及川。
本日2度目の事故。

 ロン ドラ 裏ドラ
ダブり―チートイで9600は9900。
恐るべしは郷内、さすが元…(以下略)

オーラス2本場
トータルトップ目に立ち、形をつくった郷内だが
静かに終わらせるためにはもうひとアガりが必要。

そんな終盤にリーチの声をあげたのは倍ツモ条件の板倉。

 ドラ

手は勿論倍満の手、指に力が入る。
しかし、アガりきることなく流局。

オーラス3本場

長い長いオーラス。
終わりはあっけなかった。
5巡目、及川の何気なくきったにロンの声。
声の主は鈴木さん。

 ロン ドラ

他者が激しく打ち合う中、丁寧にアガりを拾い、
終始安定した打ち廻しは正にプロ顔負けでした。

優勝は鈴木 芳洋さん、おめでとうございました!

3回目となる今大会も、非常に素晴らしい盛り上がりを見せ東北がまだまだ健在である事を私自身とても実感しました。
またこの様に東北が元気を示す事により、支援をして頂いた皆さまへの感謝の形になればと思います。

東北チャンピオンシップは、これからも毎年開催しますので
皆さまの御参加、心よりお待ち申し上げます!

(文・豊原 有太)

 

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