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≪大会レポート≫

待ち焦がれた、協会関西の競技ルールでのプロアマ戦開幕!
昨年までのチャンピオンロードのシステムを踏襲しつつ、赤ドラをなくし協会公式ルールに変更することで、より競技志向を高めプロアマシリーズとして生まれ変わりました。
その記念すべき第1戦は、満卓の40名での開催となりました。
それでは、今大会の熱気に満ちた決勝の模様をお伝えしようと思います!

決勝に勝ち進んだのは以下の4名。(敬称略)
小西隆之(242.9)
福永匠(155.9)
福井航(115.2)
柴田秀昭(113.7)
関西アマ界で筆頭の強さを誇る3名に、協会の新人福永が意地を見せることができるのか。
座順は起家から、福井、柴田、小西、福永。

という前置きはさておき、結果から語るとしよう。
優位なポジションの小西がそのリードを広げて、2位の福永に200ポイント以上の差を付け完勝。結果だけ見れば決勝のレポートなんて・・・と思ってしまうかもしれない。だが実際は、小西は南3局の時点で追いかけるポジションにいたのだ。

東1局
福永は役牌2つとをポンして、混一色模様の河。
しかし待ちは、とドラとのシャンポン。
ここに、柴田がで飛び込んで福永12000のアガり。

東2局
すぐさま、親の柴田が4000オールで取り戻し混沌とする。

東3局
福永の先制リーチと柴田の追っかけリーチに挟まれ身動きの取れない小西、柴田が福永のロン牌を掴むも見逃してあっさりツモあがり。
小西を苦しませたい意志がふつふつと感じられる。

福永は親番でも加点し、南入時点での持ち点は、
福井16600
柴田25100
小西17000
福永41300
小西は微差の3着目でかなり迫られてはいるが、まだまだ焦るような状況ではない。

南1局
落とせない親番の福井、だが柴田の早いリーチにテンパイ打で放銃。

南2局
こちらも落とせない親番の柴田だが1本場で福井、福永の二人テンパイで親番終了。

この時点で、遂にトータルトップ目が福永に入れ替わり、
果てなき南3局が始まる。

さきほどのテンパイ料で、ラスに落ちた小西、現状の差は19.3ポイントのビハインドだが3着にあがれば再逆転が可能。

ここまで、3者には多くのチャンス手やテンパイが入っていたが、小西には一度たりともアガれそうな気配はなかった。
この親番の配牌も悪くはないが決して良くもない。福永の手牌を見ると、第1ツモですでにイーシャンテン。

小西が道中、のリャンカンをカンに決めて、決して良い待ちではないが先にテンパイを入れてリーチといく。
福永はテンパイ料ですら加点をさせたくない場面に、イーシャンテンの手牌。

真っ向勝負とはいかずに、少し手狭に両面ターツのに手をかけ、現物であるを切る。
小西、無常にもをツモ切り。

次順に福永にカン待ちのテンパイが入り、を切って追っかけリーチ!!
小西、と落とされたリーチに一発で掴んだのはなんと・・・

ここで、福永の大逆転勝利のシナリオは未完成のまま幕を閉じた。

すぐに、山に2枚いるを福永が掴み裏ドラ2枚、致命的な12000の放銃となってしまう。

ここからは、永遠に終わることのない小西のひとり舞台を見ているようであった。

南3局は7本場でようやく終わり、気付けば時間打ち切りの90分も目前に迫っていた。
絶望的な点差をつけられたオーラスが始まり、福永はメンホン一通のテンパイの手牌をそっと伏せ2位を確保して降参した。

関西プロアマ戦で協会プロが最後に優勝したのは1年前の4月29日だった。
次回、秋の第2戦では協会プロが反撃の狼煙をあげるのか、それとも・・・。   

                                                                              (文:新田友一)


 

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