【第2・3節】(自戦記・浅井 堂岐)

多くの雀風がある中で自分は打点派寄りだと思うが、「打点を追う」で勘違いして欲しくないのは全ての可能性を追い続けるわけではないということだ。

もちろん追える時は追うのだが、打点を作ると必然的にアガリ巡目の平均が遅くなる。
しかし、個人的にはアガリ確率を落とさないことは可能だと思っている。

ではどうすればアガリ確率を落とさないことができるのか?
そこで重要なのが、
「相手の先行リーチや仕掛けに対して押し続けること」
ここで言うところの「押し」は危険牌を切ることではない。

終盤になるべく安全な牌を切りつつ、アガリまでの道を消さない進行をするということだ。

その為には手牌の打点に対する最終形のイメージを持ちながら、相手の速度、仕掛け全てを総合した進行をする必要がある。


さて第2節の対戦相手は武中、松本、蔵、鹿
鹿以外の3人は何度も対戦している。
鹿も何度か観戦しているのでバランスはそれなりに理解しているつもりではある。
鹿が仕掛けて、それを3者が追うという展開になると予想。
先行するタイプがいる場合特に上述した進行が活きてくる。

4回戦 南2局
自分が45000点程度だが2着目で親が残っている蔵とは7000点差。

ピンフ ドラドラを8巡目にテンパイ
ドラ
ここはリーチを選択。

次の蔵の親を落とすには3900点をアガったあとの弾では足らないということだ。
※弾・・・(点差の表現)
目論みどおりツモって2000/4000

5回戦 東3局
自分16000点程度。
鹿の親リーを受けてこのテンパイ。
ドラ

鹿の親リーチにはターツ選択が入っていないこと、また彼の雀風的にリーチのレンジが広いこと。
以上の理由でリーチと言ったが宣言牌のでメンピンドラ裏の12000点の放銃。
だと1300点なこともあり、オリるには困らないのでここは見合ってないと判断を下し引いてもよかったか。


5回戦 オーラス
点棒状況は東家から下記の通り
武中15900
浅井17700
松本53300
鹿 13100

ここはアガリが最優先。
1つ仕掛けて以下の手牌。
チー ドラ
。次巡ツモで打
次々巡に出るを345でチーで-テンパイ。
マンズのホンイツ風味の進行(実際はトイトイ)武中からマンズが1枚出ると、松本がすかさず打

松本「浅井さんの形はソーズが複合していることが多いですよね。 でも自分がタンピン三色ドラのイーシャンテンだったのでとりあえず保留しました。次巡にが武中さんから出たので抜きましたけどね」

もちろんリーグ戦は勝ち負けもあるがこういった意志であったり、牌で会話できるのは素晴らしいなと思う。

第2節は1312で+123.1p トータルは+200.7。


第3節は連日対局。
対戦相手は清田、矢島学、堀良三。

なんとなくでも自分の中で苦手なタイプは皆あるのではないだろうか。

バランスが噛み合うからなのか、それとも噛み合わないからなのか上手く表現するのが難しいが。

そして自分の中でB1リーグの中で一番苦手意識があるのが
矢島学(後は去年Aリーグに昇級した下石かな)
B2のころから30半荘ほど同卓しているが、恐らくだけど300くらい負けてる気がする。

矢島は序盤の捨て牌に罠を張ってくる傾向が強いのと、追っかけリーチが好きな印象。
リーチの捨て牌が変なことが多いので踏み込みづらい。

2回戦 南1局 ドラ
フリテンのピンフのみ-待ちでテンパイしているところに2着目の北家清田からリーチ。
そこに持ってくる生牌の
リーチ前の捨て牌、切り順からチートイである可能性がかなり高い。
-はフリテンだが場況は相当良い。

チートイっぽい捨て牌でチートイの場合、北家が生牌のでリーチを打つか?
リーチ宣言牌のより良い待ちはドラ単騎の、場1のが最有力候補。
次点でを先に2枚切っており、場況の良いあたりであろうか。
ここはをプッシュ。

すると親の矢島がをポン、次巡にをツモ切り。
「ちょっ!?」
これは少し熱くなったが押されたので終盤でオリ。

清田のリーチは実際に単騎。
アガれなかったが感触はそこまで悪くなかった。


2回戦 オーラス
点棒状況は東家から下記の通り
清田31100
矢島38500
堀 11200
浅井19200

ラス目の一段目の先行リーチを受けてこのテンパイ。
ドラ

は危険牌だが現物のを誰も合わせてないのと
マンガンツモで2着。
巡目がまだ8巡目と浅い為、ここは思い切ってリーチ!

しばらくしてを掴むとロンの声。

以下、浅井の心の声
「あーラスかー」
「おっリーチのみだ!セーフ!」
→からの裏3・・・・
しかも裏がアガリ牌の
「・・・故郷(くに)へ帰ろう」


この日は4433で-136.8
トータルも+63.9まで落ちてしまった。
先は長いのでこんなこともあると切り替え、次節以降に望みたい。


次回は別日対局で先行して渋川、達也、武中と同卓。
恐らく過去の自分の中のリーグ戦では最強クラスの卓組みかな。
これは本当に楽しみ。
全員ポイント+なのでここで叩いて再浮上します!

 

【第1節】(自戦記・浅井 堂岐)

みなさんこんにちは!
B1リーグ所属の浅井堂岐です。
堂岐と書いてタカキと読みますのでよろしくお願いします。
個人的に自戦記を書いていたので、「そうだ!HPに載せてもらおう」
と思って連絡すると承諾していただけました。
というわけでここから10節の間、私の観戦記が載るので是非ご覧ください。
他選手を観戦して感じたことや選手紹介なんかも含めていこうと思います。


今回のB1リーグの注目はなんと言っても鈴木達也プロ。
リーグ戦は対戦相手と均等な回数当たるわけではないので、
他のBリーガーは組み合わせ表を見たら達也さんと何回当たるか数えることでしょう。

「達也さんとリーグ戦で同卓すること」

これは私が協会に入って立てた目標の一つでもありました。(本当はAリーグで対戦するよてry・・・・)
一番下のリーグにいた頃から何度も観戦し応援していた達也さん。
自分の成長した姿を見せ、敵となって立ちはだかれるように対戦時は良い麻雀を見せたいですね。

さてリーグ戦第1節の同卓者は崎見、真田、坪川(以下敬称略)
今年のテーマは「常にフルスロットルでいくこと」。
1回戦から全開でいったのがこちら。

東三局 北家 7巡目
トップ目の親の崎見が50000点程度。
自分が22000点。
ドラ
ドラと3色の手変わりがある平和テンパイで、ドラのが2枚枯れ。
以下の理由でダマテンを選択。
1.ピンズの景色が非常によい。
2.親にマンガン以上を被せトップ争いに参加したい。
3.国士狙いが一人で周りに速度を感じない。

とその瞬間に当たり牌のが場に放たれる。
上述した通り、この手はできればマンガン以上を親に被せたいと見逃し。
直後の9巡目にドラのが場に4枚顔を見せ、手代わり一種ならばとツモ切りリーチを敢行。
すぐに真田から出て2000点。
これは合っているのか・・・・
微妙だと思うが、東場はこれくらい振りかぶる意気込みがあってもよいかな。


この日一番迷ったのは3回戦オーラスのこの局。
3回戦 南4局
点棒状況は東家から下記の通り。
坪川 31700
浅井 27100
崎見 20800
真田 20400
トップ目の坪川がマンズのホンイツで早々に3副露。
ポン チー ドラ
さらに真田の6巡目リーチを受けた一発目の手牌がこちら。
ドラ
ラス目の真田は全てアガリに来るはずなので打点のレンジは広いとはいえ、
一発でで放銃すればラスが濃厚。
が出て裏が1枚orツモなら無条件でトップ。
多くの人に聞いてみたがやはり北を暗刻で落とすのがマジョリティか。
協会ルールならば狂ったようにリーチを打つ選択もある気がしているが。
結果はを暗刻で落としている間にを引き、さらにが通り
ドラ
で追っかけリーチをしたが流局。


終わってみれば2221で上々なスタートが切れた。
全体的に手が入らなかったがぶつかり合いになることが少なかったのが功を奏したという印象。
何よりも崎見さんが怖かった・・・(麻雀の話ですよw)
ここまで読んでいただいた方ありがとうございました!
ふと思った。
自分でやらせてくれって言ったけど、これマイナスになりすぎたらどうすれば・・・
いや、プレッシャーかけて昇級できるよう頑張ります!
今後も自戦記書いていくので是非読んでください!