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順位
名前
TOTAL
1回戦
2回戦
3回戦
4回戦
5回戦
1
五十嵐 毅
76.2
54.0
7.2
-26.9
-46.6
88.5
2
鈴木 たろう
63.6
-56.3
50.1
73.1
57.8
-61.1
3
鈴木 達也
-43.1
-11.5
-44.4
1.1
4.5
7.2
4
金 太賢
-96.7
13.8
-12.9
-47.3
-15.7
-34.6

【1日目観戦記】  | 2日目観戦記 | 3日目観戦記 | 最終日観戦記 | 

「血液型と人の性格との間には特定の関連性が存在する」

●A型の特徴
誠実で几帳面。細やかな心配りができる。気を使い我慢や努力をコツコツとして周囲の人の信頼を得る。
協調性があり協力して仕事をするが、神経質で先を読みすぎてストレスもたまりやすい。社交的で外面はいいが内面・家では疲れて手抜きをする傾向がある。
●B型の特徴
マイペースで自由と快楽を愛する。生まれながらの冒険者タイプ。独特の個性、価値観の持ち主。好奇心旺盛。
半面好き嫌いがはっきりしていて徹底的に自分の趣味やポリシーにこだわる職人肌。
束縛を嫌い、きまりは破るためにある。
●O型の特徴
おおらかな性格。積極的パワーでリーダーシップを発揮。組織の中で動くのが好き。野望も強い完璧主義者。
義理人情に厚く親分肌、又はよく親分に従う。派閥を作り、敵味方をはっきりさせる。
身内や仲間、家族の絆を大切にする。
●AB型の特徴
合理的でクール、と同時にロマンチストの二面性を持つ。
常に目標達成のための最短ルートを計算して行動する頭脳派。だが正しいと思い込んだら突然周りとの摩擦を考えないで突き進むこともある。

血液型により人の本質が異なるのならば、麻雀打ちも血液型の違いにより分類が可能であるのでは…。

 

第10期雀王決定戦。
会場(神楽坂『ばかんす』)に一番早く現れた選手は…
金 太賢であった。
 
○「A型は時間にも几帳面」
ただし、手を抜けると思った相手に対しては、
「遅れても大丈夫だろう」と甘えの精神が出やすいのもA型の特徴である。

 

続いて鈴木 たろうが会場入り。
たろう「おはよう!これお土産、でも俺のだから食べちゃダメだよ」
 それはお土産とは言わないんだけど…。

○「きまりは破るのがB型」
だけどB型は相手がきまりを破ることにもそれほど抵抗は無いので、
食べたとしてもそれほど問題にはならないはず。

 

3番手入りは鈴木 達也。
血液型のゼッケンが並んだ卓を見て、さすがに2、3秒固まるが、意を決したようにAB型の席を選択する。

○「合理的でクールなAB型」
自分に不利益にならないと思ったら特に抗議行動を起こさない。
だが不利益になると思えば突然クレーマーになるのもAB型の特徴の一つ。

 

そして定刻までわずか1、2分と迫るギリギリの時間に五十嵐 毅が駆け込んでくる。

○「O型は時間にもおおらか」
決定戦進出者であるその一方、本来代表としての職務が当日にあるのだが、
わずか1、2分では完璧な打ち合わせができず駆け足に…。

 

偶然にも4つの血液型が揃った四者四様の決定戦。
果たして血液型の違いは麻雀にも出るのだろうか?

 

 


★第1回戦★(金→達也→五十嵐→たろう)

初戦開局をモノにしたのは金。
12巡目に次の形。
金(東家、12巡目)
 ポン ポン ツモ ドラ

打点も2900から7700と劇的にアガるため当然、場に2枚切れの切り。ところが次巡ツモ

×「A型はストレスに弱い」

これでアガりを逃すとストレスが溜まり出し、今後の戦いに大きな影響を残してしまう。だがタンキに変えた次巡…。

金(東家、14巡目)
 ポン ポン ツモ ドラ

失敗をリカバーする大きい2600オールの先制打。

○「A型は平常心で力を発揮する」
規則正しい日常業務、定石が通じる環境下では安定志向のA型が力を発揮する。
逆を言うと追い込まれたり、あるいは緊張に負けると力を発揮できないのも特徴の1つ。
「スポーツの大選手にはA型が少ない」と言われる要因である。


A型=セオリー従順と言われる例が次局と次々局の序盤の手筋。
金(東1局1本場、東家、1巡目)
 ドラ
金(東1局2本場、東家、1巡目)
 ドラ

東1局1本場ではタンピン系の手が見えるため、切り出しはと役牌から。
一方、同2本場では678三色が見えつつも重い手のため、とオタ風から切り出している。

なので平常心が乱れて、重い手でも役牌から切り出していった時が敗因のきっかけとなる…。


話を戻して東1局1本場。
結果的にアガるのは金。
だがここで面白いサンプルとなる仕掛けと対応が発生する。
たろう(東1局1本場、北家、2巡目)
 出る ドラ

ここからをポンするたろう。たしかにチャンタ系の手が見えなくもないが…。

「B型は自由と快楽を愛する、生まれながらの冒険者タイプ」
もっともこういった仕掛けによって他家の動きを制限させる狙いもある。別名「嫌がらせ」。

一九牌、オタ風牌からのポンに対して、役牌が切りづらいと考えるのが普通である。
だけどこの仕掛けに対し5巡目の金…。
金(東1局1本場、東家、5巡目)
 ツモ ドラ

たろう捨て牌
 ポン

からション牌の、そしてドラのを切る!

金「たろうさんの仕掛け、信用したら逆に痛い目みますから」
 とセオリーを無視がちなたろうの仕掛けだからこその逆無視の打ち。

×「A型は我慢や努力をコツコツする…」
何年も同じリーグで同卓して我慢した結果、「無視」する方が良いと判断した。当然、他の人の仕掛けならば…


セオリーよりも感性を重要視するのがAB型。
達也(東2局、東家、2巡目)
 ツモ ドラ
親番、2巡目でここからを切る!

達也「え?こんなの123の三色でしょう」

×「AB型は合理的」
「AB型はロマンチスト」
手役を狙って手を限定したほうが、安全牌を残せる守備が安心。また仕掛けも効くのである意味合理的とも言える。

だが三色どころか手が全く伸びず。じわじわと他3人の手が進む。
そしてO型・五十嵐が7巡目でイーシャンテン。
五十嵐(西家、7巡目)
 ドラ
この形から、出たを2枚ともスルー。

「O型はリーダーシップを取りたがる」
ここまで仕掛けが横行している空気を一変させるためあえて鳴かず。

そしてを引き入れ9巡目にリーチ。
 ドラ 
…を入れるも流局、1人テンパイ。

続く東3局1本場。

・金が一見ソーズ風の仕掛け。
・が、実は本手のソーズは達也。
を勝負リーチに行く五十嵐
・たろうがポンカスので満貫放銃。

バラバラの血液型が揃うと逆に良きハーモニーを生み出すもの。


さて、ここで1回戦の4人の「鳴き局数」、「リーチ回数」、「アガリ回数」、「放銃回数」と調べてみた。 
計18局、2時間半という長丁場。

1回戦
金 太賢
鈴木 たろう
鈴木 達也
五十嵐 毅
A型
B型
AB型
O型
鳴き回数
11回
6回
6回
2回
リーチ回数
1回
6回
2回
7回
アガり回数
3回
3回
3回
4回
放銃回数
 
5回
1回
 

驚くことに、金の鳴きの多さと五十嵐の少なさ。逆にリーチ回数がそれぞれ入れ子に。

「セコアガりのA型」
「強欲なO型」

さらにたろうの鳴き・リーチ・放銃回数がそれぞれ満遍なく多い。

「全局参加のB型」

むしろ意外に平均的なのが達也。

「合理的な面が出ているAB型」


ちなみにこの半荘を制したのは五十嵐。

五十嵐のリーチ・ロン、たろうのリーチ放銃で幕を閉じてるのが、上記の回数表から見てもこの半荘を象徴している。

さらに金がを鳴いて粘っていれば統計的にはさらに面白く…。

(1回戦終了時)
五十嵐+54.0 金+13.8 達也▲11.5 たろう▲56.3

 

★第2回戦★(金→五十嵐→達也→たろう)

本来リーチ攻勢を主体とするのが本来の金のスタイル。
その証拠に、この2回戦の「鳴き〜放銃」回数を以下に記す。

2回戦
金 太賢
鈴木 たろう
鈴木 達也
五十嵐 毅
A型
B型
AB型
O型
鳴き回数
3回
3回
6回
5回
リーチ回数
6回
4回
2回
3回
アガり回数
3回
2回
1回
3回
放銃回数
2回
 
1回
2回

1回戦に比べると、逆に鳴きを抑えてリーチを多用している金。
ただしリーチをかけている以上反撃も喰らい放銃も若干発生している。

一方、今度は五十嵐が鳴きを多用。麻雀においてA型とO型は反発するものなのか?

1回戦とブレが無いのが達也。そしてたろうもそれほど変化は無い。
ちなみにこの半荘の決め手は南4局。

結果的にはたろうが4000オールで一気に逆転。
だけどその要因を作ったのは五十嵐の4巡目の仕掛け。

五十嵐(南4局、西家、4巡目)
 出る ドラ
接戦のアガリトップとはいえここからを鳴くのは早計か?

このをスルーした場合、この後のツモはと8巡目でアガりである。

この鳴きの結末がたろうの4000オールを引き起こす。
たろう(東家、14巡目)
 リーチ一発ツモ ドラ 裏ドラ

(2回戦終了時)
たろう+50.1 五十嵐+7.2 金▲12.9 達也▲44.4

 

★第3回戦★(達也→たろう→金→五十嵐)

結果から言うとこの半荘を制したのは2回戦に引き続きたろう。

「B型は調子に乗らせると手がつけられない」

3回戦
金 太賢
鈴木 たろう
鈴木 達也
五十嵐 毅
A型
B型
AB型
O型
鳴き回数
4回
5回
5回
5回
リーチ回数
5回
3回
2回
2回
アガり回数
2回
5回
2回
2回
放銃回数
1回
1回
1回
2回

アガり回数がダントツなたろう。特に好調のバロメータを表す局は東4局1本場。

たろうがドラ3アンコの配牌を4巡目リーチ、8巡目ツモというシンプルな結果だが、実は他3人も手が入っていた。
・789三色イーシャンテンの五十嵐
・リーチ直後に現物待ちの達也
・ソーズのイッツーイーシャンテンの金

五十嵐・金は追いついたらリーチをかけるとして、2軒に挟まれたピンフのみの達也の対応は? 

AB型はその時々で性格が変わるので、ダマテン続行か追っかけリーチかオリかは予想が非常に難しい…。

だがそれを見るまでもなくたろうが3000・6000のツモアガリ。
さらにリードを磐石なモノとする。

(3回戦終了時)
たろう+72.1 達也+1.1 金▲26.3 五十嵐▲56.9 

 

さて、本来なら3回戦と4回戦の間に30分の休憩が予定されている。
だが、通常ならば3回戦終了時は15時前後。しかしこの日はすでに17時を回っていた。
そのため会場の都合もあり、休憩時間の短縮を立会人から提案したところ…

「10分くらいでいいですよ」
「まあ時間もかかってるし短くていいんじゃないか」
「みなさんがそう言うなら構いませんよ」
「何でもいいですよ」

あえて名前を伏せたが、誰の発言かは血液型がわかれば一目瞭然。答えは↓

(以下、範囲選択で表示)
たろう「10分くらいでいいですよ(調子もいいし早く続きがやりたい)」
五十嵐「まあ時間もかかってるし短くていいんじゃないか(早く帰りたいし)」
金「みなさんがそう言うなら構いませんよ(お腹すいてるけどしょうがないや)」
達也「何でもいいですよ(どうせ食べないからどっちでもいいし)」

 

★第4回戦★(金→達也→五十嵐→たろう)

絶好調のたろうが3連勝を決める。

4回戦
金 太賢
鈴木 たろう
鈴木 達也
五十嵐 毅
A型
B型
AB型
O型
鳴き回数
6回
3回
4回
6回
リーチ回数
1回
2回
3回
3回
アガり回数
1回
5回
1回
2回
放銃回数
1回
1回
1回
2回

好調のたろうを止めようと3人がかりでアガりに向かうが、あざ笑うかのようにたろうが変幻自在の攻撃を繰り広げアガりを重ねる。

たろうのラス親でさらに得点を稼がれてはたまらないと、オーラスは3人が2着争いの激戦を見せる。

まず3巡目に金がをポン。唯一トップが狙える位置なだけにのトイツ落としでピンズ染めにいく。

「A型は神経質で先を読みがち」
普通なら下と競っているだけに2着で良しの構えに取るがたろうの3連勝はまずいと、薄い可能性ながらも阻止しにいく。

達也も4巡目にを一鳴き。こちらもピンズのホンイツに向かう。そして6巡目に一旦はのポンテン。

達也(西家、6巡目)
 ポン ポン ドラ

10巡目にツモでアンコに。
5200で2着なのでドラの切りでタンキに。
達也(西家、10巡目)
 ポン ポン ドラ
さらに11巡目にツモ。このは金に切れないと判断し、ため息をつきつつタンキに受ける。

×「AB型は目的のために最短行動を取りがち」
自己陶酔の気が多いAB型は、逆境の自分を美化して客観視することができる。

一方、現在ラス目の五十嵐。
序盤から、そしてこの巡目でを、唸りつつも切る。

五十嵐「だってラス目だからしょうがないだろ!!」

×「O型はおおらか」
このルールでのラス、特に僅差のラスは避けたいところ。

なんとか五十嵐が16巡目にタンヤオテンパイ。
同巡、たろうも役無しだがタンキのテンパイ。
17巡目に金の手が字牌とピンズで溢れかえる。
が、達也のツモ切り連続を見ては通ると判断。
同巡、五十嵐が強打が達也に刺さる。

(4回戦終了時)
たろう+47.8 達也+4.5 金▲15.7 五十嵐▲46.6

4回戦終了時トータル
たろう+124.7
五十嵐▲12.3
達也 ▲50.3
金  ▲62.1

 

★第5回戦★(たろう→達也→金→五十嵐)

首位を走るたろうを止めるべくその一番手…五十嵐がこの半荘を制す。
むしろ功績はたろうをラス沈めてのトップ。

東2局にメンタンピン三色ドラ2をアガって点数に余裕を持ってむかえた親番。
7巡目に次の手牌。

五十嵐(東家、7巡目)
 ツモ ドラ

789の三色イーシャンテンだが、ペンはドラ表示牌。
打ち手よってはを切ってピンフに絞るが、ここで五十嵐はを切ってソーズを見切る。

五十嵐「座巡もいいし、たろうから直撃のチャンス」

「O型は策士」
ただし頭脳的な策士ではない。ある意味正々堂々。

8巡目にペンを引いて絶好のをダマテン。
直後にたろうが前巡通ったを切って五十嵐に12000の放銃。

5回戦
金 太賢
鈴木 たろう
鈴木 達也
五十嵐 毅
A型
B型
AB型
O型
鳴き回数
3回
3回
4回
4回
リーチ回数
2回
1回
 
1回
アガり回数
1回
1回
3回
7回
放銃回数
4回
3回
1回
1回

こうなると五十嵐の独壇場。
軽い鳴きは入れず逆に親満直後の同1本場、

五十嵐(東4局1本場、東家、5巡目)
 出る ドラ
の5800チーテンをスルーして、6000オールを狙いに行く。

結果は達也がたろうから5200のアガり。

あとはダマテンで場を流し、そして南4局の親番でもたろうから12000の直撃。


(5回戦終了時)
五十嵐+88.5 達也+7.2 金▲34.6 たろう▲61.1

5回戦終了時トータル
五十嵐+76.2
たろう+63.6
達也 ▲43.1
金  ▲96.7

 

さて、5回戦の大躍進でO型が首位に。
B型も4着・1着・1着・1着・4着と波ある成績で2位。
成績がふるわないAB型だが、後半3連続2着と踏ん張っているのが評価。
そしてA型が4着だが百点棒単位で負けている半荘が3度もあるのが不運か。

●(一般的な)A型雀士へのアドバイス
・もう少しアガリに向かいましょう
・プレッシャーに負けないように心を強くしましょう

●(一般的な)B型雀士へのアドバイス
・放銃をなるべく少なくしましょう
・あまりメリハリがつきすぎるのもよくありません

●(一般的な)AB型雀士へのアドバイス
・集中力を切らさなければ良い打ち手です
・逆風でも耐え続けることが肝心です

●(一般的な)O型雀士へのアドバイス
・鳴きを少なくしたほうがいいと思います
・もう少し早く打ちましょう

 

(文:B型・ケネス徳田)

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