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【担当記者:武中 進】

2日目の初戦となる6回戦。
東場は4者がそれぞれ8000点クラスのツモアガリをし、結果として全員が2万点台のフラットな点棒状況で終了。
南場になると、4,5回戦を連勝しトータル2位でこの2日目を迎えた吉田基成がその勢いを見せつける。


南2局、まず6巡目に場風のをポンしていた金がで聴牌。
好形テンパイで裁き手としては文句なし、当然ドラのを切り出す。

第19期雀王決定戦2日目6回戦その1

するとそのを吉田がポン。
2巡後に金の切ったもポンして満貫の聴牌で追いつく。

第19期雀王決定戦2日目6回戦その2

を切れば、他の単騎への振り替えもできる柔軟な形。
しかしすでに金が好形で聴牌をしている可能性が高いと考え、打でカンの聴牌にとる。
すると直後に引いたのは

第19期雀王決定戦2日目6回戦その3

を切れば3面待ちだがフリテン、をツモ切ればカン待ち続行。
一長一短の難しい選択だが、出アガリの効くカンとしても他家からおいそれとは出ないと考えにてフリテン3面待ちに。
すると次巡、さきほど自分が切ったが舞い戻り混戦から1歩抜けだす2000/4000のツモアガリとなった。

第19期雀王決定戦2日目6回戦その4


この難しい選択に正解した吉田、迎えた次局の親番では迷う事のないスムーズな手に恵まれ4000オールの加点。

  ツモ  ドラ 裏ドラ


1本場では仕掛けで他家をけん制しつつの2600は2700オール、この半荘のトップをほぼ決定づけた。

  ツモ        ドラ


他3人も無論やられっぱなしというわけではない。
特に多くの視聴者が驚愕したのは、南2局2本場にて現雀王の堀慎吾が見せたこの選択。

第19期雀王決定戦2日目6回戦その5

吉田が抜けた展開のため2着争いが焦点となっている中、ライバルである金のリーチを受けての状況。
場に2枚切れかつ現物のを切れば何も問題のないのだが、堀の選択はなんと生牌の
するとこれを両面チーからの仕掛けを入れていた吉田がポン。
その直後、金が掴んだにて7700は8300をアガり更なる加点となった。

第19期雀王決定戦2日目6回戦その6


アガったのは吉田だが、これは堀のファインプレー。
堀は吉田の両面チーおよびその前後のソーズやピンズの切り出しから吉田の手を役牌バックの可能性が高いと読み、トップがほぼ確定している吉田を前に出して金のリーチ潰す事、更には金が失点するケースまで目論んでリスク承知で生牌から切ったわけである。

結果が出た後にその意図を察するのは簡単なのだが、これを卓内で瞬時にきっちりと実行できるのはさすがは堀慎吾というべきか。
昨年の決定戦から披露し続けている常人離れした引き出しの多さや精度の高さ、そしてメンタル、それを存分に発揮した一局だった。

これにより堀の2着もかなり濃厚となった中、その犠牲となった金はオーラスで矢島にもまくられラスまで転落。

6回戦は吉田・堀・矢島・金の並びで終了。
吉田が日をまたいでの3連勝でついにトータルトップに躍り出た。

『面白い』
終わった後の率直な感想である。
トップの吉田や2着の堀は勿論、矢島や金もここには書ききれない多くの選択が非常に光った内容、まさに協会最強を決めるふさわしい戦いだった。
ここから先も目が離せない。

第19期雀王決定戦2日目6回戦終了時スコア

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