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日本プロ麻雀協会競技規定

第1章 競技の基本
第2章 手牌・王牌
     海底牌・河底牌
     嶺上牌・懸賞牌
第3章 競技の進行
第4章 競技
第5章 アガリ
第6章 計算
第7章 罰則
第8章 包/第9章 和程
付則

第4章 競技

第28条 競技行為
 

イ.発声を必要とする競技行為は、発声を以って開始とし、行為完了を以って終了とする。
ロ.対局者は他家の競技行為も全て確認した上で、競技を進行させる責任を相互に持たねばならない。

   
第29条 優先順位
  競技行為の優先順位は次の通りとする。
1.アガリ 2.ポン・カン 3.チー
   
第30条  吃(チー)
  イ.チーとは、上家の捨て牌に対してポン、カン、ロンのないことを確認した上で、「チー」と発声し、手中の搭子を開示して上家の捨て牌をその搭子に加え順子を作り、自己の右側へ副露法(第34条参照)に従って副露する、任意の1枚を捨てる行為をいう。
ただし、チーした牌と同一牌および同一スジ牌を切ることはできない(喰い替え禁止)
ロ.チーの行為を完全に行ったチーに対しては、その後のポン・カン・ロンは反則行為とする。
ハ.同時発声の場合は優先順位に従う。この場合のチーは空チーとならない。
   
第31条 石並(ポン)
  イ.ポンとは、他家の捨てた牌に対し、直ちに「ポン」と発声し、手中の対子を開示し、その牌を加えて刻子を作り、副露法に従って副露する、任意の1枚を捨てる行為をいう。
ただし、ポンした牌と同一牌を切ることはできない(喰い替え禁止)
ロ.ポンの行為を始めた後の、対局者に著しく遅いと認められたロンは反則行為とする。
ハ.同時発声の場合は優先順位に従う。
   
第18条  槓(カン)
  (カン)は暗槓と明槓の2種類がある。
イ. 暗槓とは、自己のツモ番の時、まず「カン」と発声し、手中(自摸牌を含む)にある4枚の同一牌(槓子)を開示し、その内の2枚を伏せて自己の地の右側へ出し、補充牌として王牌末尾牌を1枚取る行為をいう。
リーチ後の暗槓は面子構成の変わらない暗槓なら可能(役の増減は問わない)
ロ.明槓
 @ 加槓 まず「カン」と発声し、自己の明刻子に手中(自摸牌を含む)より
     同一牌を加え、補充牌として王牌末尾の牌を1枚取る行為をいう。
 A 大明槓 他家の捨て牌に対し直ちに「カン」と発声し、手中の暗槓子を開示し
     その牌を加えて槓子を作り、自己の地の右側に副露法に従って副露する、
     補充牌として王牌末尾の牌を1枚取る行為をいう。
ハ.「ロ.」の行為を始めた後の、対局者に著しく遅いと認められたロンは反則行為とする。
ニ. 同時発声の場合は優先順位に従う。
ホ.一局中の開槓数は全体で4つまでとする。
へ.槓ドラは槓子の開示が確認された時点で発生、速やかに槓ドラ表示牌を表示する。
   槍槓(チャンカン)により槓が成立しない時、槓ドラは表示されない。
   
第33条 指示牌
  イ. チー・ポン・カンの指示牌および指示方向を間違え、それを競技中に気付いた場合、
   全員が同意すれば訂正する。同意がなければ現状を正当として競技を進める
ロ.未訂正中にトラブルが生じた場合は、現状を正当として処理する。
   
第34条 副露牌・副露法・副露手順
  チー・ポン・カンによって地の右側に公開された牌を副露牌という。

副露法は以下の通りとする。
イ. 明順子(チーした牌を横向きにする)
   
ロ. 明刻子
   上家から        対面から        下家から
   
ハ. 明槓子(大明槓によるもの)
   上家から        対面から        下家から
   
ニ. 加槓子(加槓牌を指示牌の上に重ねる)
   上家から        対面から        下家から
   
ホ. 暗槓子(注・暗槓子は副露牌ではない)
   
ヘ. 自己の地の右側隅に、確定した順に自己から見て手前から奥へと順に、縦に並べる。

副露手順は以下の通りとする。
・ ポン・チーは、『発声』⇒『開示』⇒『取牌』⇒『打牌』
・ 暗槓は、『発声』⇒『開示』⇒『嶺上牌のツモ』⇒『打牌』
・ 大明槓は、『発声』⇒『開示』⇒『取牌』⇒『嶺上牌のツモ』⇒『打牌』
・ 加槓は、『発声』⇒『加槓牌を指示牌の上に重ねる』⇒『嶺上牌のツモ』⇒『打牌』

   
第35条 立直(リーチ)
  イ.リーチは、リーチ宣言牌に対してロンがなければ成立する。
ロ.リーチ宣言は、「リーチ」と発声してから、打牌を横に向けて置く。
   そして供託棒 (リーチ棒)として千点棒1本を自分の捨て牌と平行に上に少し離して置く。
   (この3動作は、一連の動作として行わなければならない。
   この内1つでも、明らかに欠けていると対局者が認めた場合はリーチ不成立となる。)
ハ.門前清であれば、リーチをかける事ができる。
  ※フリテンリーチやツモ番のないリーチもかける事ができる。
   (海底牌を摸した者はリーチを掛ける事はできない。)
ニ.リーチ宣言牌に対して、チー・ポン・カンがあった場合は、次巡の打牌を横にする。
ホ.リーチ棒は以後の和了者が取得する。
   (但し、南四局が平局となった場合は供託のままとし、計算から除外する)
ヘ.リーチ者は流局時に手牌を公開しなければならない。
ト.リーチの取り消しはできない。
チ.リーチ後でもアガリの見送りができるが、以後はフリテン扱いとなる。
リ.リーチ後の暗槓は面子構成の変わらないものにかぎりこれを認める。
 
 

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